総理の周りにいる人たち

　昨日のBS-TBS「報道1930」

　PCR検査が増えないのはなぜか。
　ゲストは佐藤正久さん、長妻昭さん、倉持仁さん。

　倉持先生はかなりの怒りをぶつけていました。政府はいったい何をしているのかと。医療現場のことを全くわかっていない。

　長妻氏と佐藤氏は、野党と与党という立場の違いもあるけれど、現状でいいわけがないというのは一致しているように思いました。

　誰が意思決定に関わっているのかというのでは、以前から何度かでているフリップがあります。
　
　これらの人たちが悪いというのではないでしょうが、結果的には機能していない。

　一方、韓国でPCR検査がたくさんできて、プロ野球も無観客ながら開幕して、ずいぶん社会生活が戻っている。
　総理が、2月でしたか「日本は韓国やイタリアのような爆発的な感染拡大にいたることなくおさえられている」と強調したのに、今では感染者数も死亡者数も韓国を上回っているという数字も、だいぶ前からそうなっているんだけれど、表示されると目立ちました。

　韓国の新型コロナウイルス対策で陣頭指揮を執った方が紹介されて、感染が始まった頃と、最近の写真を並べるとやつれた感じで白髪も増えていると。それだけ、ご苦労されたということで、ある会見で「ちゃんと休んでおられるのか」と聞かれて「1時間は睡眠とれているから」と答えたそうです。
　日本は、陣頭指揮は執ってないかもしれない総理ですが、緊急事態宣言の会見で、感染しないために「きちんと3食摂って、睡眠をしっかり確保する」と答えていました。実際に、お茶を飲み犬をなで読書しているくつろぎ動画を公開しているくらいですから、やつれたりしないのでしょう。

　総理の周りにいる人たちも、やつれるほどに八面六臂というご苦労をされている人はいないようですし、健康第一はいいとして、誰の健康を第一にするのかは、隣国とだいぶ違っているのかもしれません。