21府県で30競技を予定していた

　月刊陸上競技6月号、インターハイ中止にいたる過程を特集した記事の出だし。

　21府県で30競技を予定していた。
　何とも、その苦労を思うと。

　21府県ですから。

　過去を思い起こせば、1つの都道府県でやっていたと思います。
　それが負担増ということで、ブロック単位でやるようになって、それはそれで定着してきていたのに、2020年は東京オリンピックが決まったことで、大混乱。

　今でもHPはあります。スローガンが掲げられています。
　「魅せろ躍動　北関東総体2020」
　その下に、
　「夢を追う熱き思い今虹となれ」

　それが会場確保、宿泊施設確保が困難となり、21府県での開催に。

　なのに、COVID-19です。

　オリンピック招致が一概に悪いわけではないけれど、インターハイのことを考慮していたかといえば、おそらく全く考えていなかったのではないでしょうか。
　同じように割を食ったのがラグビーワールドカップ。新しい国立競技場で決勝が行われるはずだったのでは。
　あれもオリンピック優先で、建設が遅れたように記憶。どっちも森喜朗氏がからんでいるから、喧嘩にはならなかったみたいだけど。

　脱線しましたが、インターハイは来年は行われると考えたら、やっぱり今年の高校3年生が、何かと騒動に巻き込まれています。入試制度にしても。休校もそうですし。
　突如、9月入学案が出てきたり。

　COVID-19のことはともかく、何かが世の中を乱しているとしたら、考えられるのは独断専行をやっている「あ」の人たちかなぁ。

インターハイがなくても、練習している部員はいるんでしょうね。怪我のないよう、集中は維持して欲しいです。