競歩、高畠大会中止

全日本50km競歩高畠大会が中止となりました。

　山形新聞のWEBに載っている記事が、地元のことではあるのに、さっぱりと書いてあって、かえって印象的。

　『日本陸連は28日、新型コロナウイルスの影響で、高畠町を会場とした10月25日の全日本50km競歩高畠大会を中止すると発表した。東京五輪代表の残り1枠が決まっていない男子50kmの選考会は12月以降に行うことになっている』

　高畠大会は59回目。伝統ある大会です。
　地域としても思い入れがあると思いますが、しかたがないのでしょう。

　マラソンの代表は男女3人ずつが決まっていて、そのまま継続。
　この6人は来年も強いと、瀬古利彦さんが太鼓判を押しているけれど、それは多少の疑問というか、もっと強い選手が出てくる可能性はあると思うし、実力を維持するというのがどれほど難しいかというのは、あるゆる競技・種目に共通だと思います。
　連覇を続ける選手はいますが、1位から3位までが固定されるというのは、なかなかないですよ。
　
　でも、仮に新たな選考会を実施するとしたら、いつできるのか。どこでやれるのか。その点を考えると、内定の6人がそのまま代表決定という選択肢しかなかったように思います。

　トラック&フィールドの日本選手権は、10月にビッグスワンで行われるようですが、大丈夫?　無観客かな?
　新潟でやることが大丈夫かどうかというのもあるけれど、国立競技場で実戦を経験するという貴重な機会を作らなくていいの?という疑問も感じます。東京は10月でもだめ?

　高畠競歩が中止なら、山形県もだめで、新潟県は10月OK?

　いろいろわからないことだらけですが、日本選手権の正式発表は来月に入ってからのようです。