年1回行われている、地域医療連携推進協議会、鶴岡地区医師会、登録医、荘内病院の合同懇談会。
荘内病院から3つの話題提供があり、その後の懇談会では、和やかな雰囲気の中、相互の連携を深めました。
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地域医療連携推進協議会、鶴岡地区医師会、登録医、荘内病院 合同懇談会
日時:平成29年12月19日 19:00~
場所:東京第一ホテル鶴岡 2F 鶴の間
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1、開会
2、あいさつ
荘内病院のさまざまな活動について報告する
今年は感染症が多かった
山形県7次医療計画
地域医療構想、介護を含めた在宅医療が重視されている、
病院としても、医療・介護連携を進めていきたい
この懇談会で連携が進むことを期待する
司会:懇談会出席者は66名を予定、例年より多い
3、話題提供
1)荘内病院における肝胆膵外科手術の現状
荘内病院外科 副主任医長 白幡 康弘
2016年4月から2017年9月まで、肝胆膵手術74例を実施
肝細胞癌、胆嚢癌、膵癌の治療の現状を事例を交え解説
2017年は51例を実施、 B施設の基準をクリアした。
2)地域周産期母子医療センターにおける地域との連携強化に向けた母子育児支援チームの役割
荘内病院NICU看護係長 和田 美枝
地域周産期母子医療センターの活動についての報告
精神疾患合併妊婦、若年妊婦、NICU入院長期親子分離、医療的ケアが必要な事例について
安心して、妊娠、出産、育児ができるよう活動を行っている。
具体的には、医師、看護師(NICU),小児外来、小児入院棟、訪問看護師、地域保健師など、
多職種よりよりなる症例検討会を毎週実施、
育児支援が必要な母子家族のスクリーング
育児支援が必要なケースを検討
必要なケースには訪問指導
3)関係機関と連携した超緊急帝王切開術受入れ体制の構築
~3年間の継続的な訓練で確立したチーム力
荘内病院手術センター看護主幹 佐藤 順
背景:時間外緊急時帝王切開術:増加傾向 呼び出し手術件数の増加
より安全で、迅速な緊急手術ができるような体制を整備している。
1、緊急度
超緊急(手洗いなし):方針決定から児分娩まで30分以内を目標
緊急(手洗いあり):手術準備が整ったうえでの手術
2、室内準備・カイザーワゴン
3、集中治療部看護師・夜間管理看護師の支援
4、その他
5、閉会
6、懇親会