平成30年度第1回南庄内在宅医療を考える会
日時:平成30年6月29日
場所:医師会講堂
在宅医療の普及と質向上を目指し、年3回程度行われている会です。
今回は、㈱メルマックの全面的な協力で、在宅医療と医療保険請求、届出についての勉強会を開催しました。
在宅療養支援診療所の届出をすることで、かなりの収入増になること、また数多くの加算請求の要点を学びました。
在宅療養に関する算定料、加算のポイント
1、在宅患者訪問診療料
同意書、計画が必要
カルテに、診療時間、場所、診療内容の記載が必要
2、在宅時医学総合管理料
算定要件あり、施設基準の届出が必要
3、在宅療養支援診療所
施設基準の届出が必要
4、時間外対応加算Ⅰ
電話等の問い合わせに体制を整備することに対する評価
すべての患者の再診料にプラス5点加算できる
5、在宅療養実績加算 80点
過去1年間の緊急時往診、看取りの件数を評価
年1回の実績報告が必要
6、機能強化加算 80点
健康管理に関する相談などに応じることを評価
その旨を院内掲示することで、初診料+80点を請求可
7、包括的支援加算 150点 届出必要なし
ある特定の状態の患者を対象に対して加算できる
8、継続支援加算 216点 届出必要なし
9、在宅ねたきり患者処置指導管理料 1050点 届出必要なし
家族等の処置を評価