鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

ほたる多職種研修会「南庄内・たべるを支援し隊の取り組みを知り、活用しよう」

2019-12-17 09:52:36 | 日記
ほたる多職種研修会
 南庄内・たべるを支援し隊の取り組みを知り、活用しよう

日時:12月16日 19:00~20:30
場所:にこふる
参加者:ST、ケアマネ、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士、介護福祉士、行政、医師など80名

多職種により構成される食支援チーム(地域NST)、南庄内・たべるを支援し隊の概要とその利用法を知ってもらうための会をほたる多職種研修会として開催しました。
リーダである田口氏の総論のあと2事例が報告され、次いで、たべるを支援し隊への依頼方法の説明がありました。



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講演
 「南庄内・たべるを支援し隊の取り組みを知り、活用しよう」

南庄内・たべるを支援し隊 協立リハ病院 田口 充




事例1
 86歳、男性、
 アルツハイマー型認知症、陳旧性脳梗塞、持続性心房細動
 口にためて飲み込めない、入れ歯が合っていない、水ものみにく

事例2
 70代、男性
 156㎝、48K,独歩で自立
 食欲低下、味覚低下、咬みずらさ、嚥下障害、不安定な食事量、活動量の低下、義歯の不適合

事例紹介では、事例検討会さながらに各職種から専門職ならではのコメントが語られ、食支援は多職種の視点があってこそ可能であることを実感した。

支援し隊には、介護職を含め在宅に関わる多くのひとたちにスキルを広げる、さらには支援し隊自体が事例を通してレベルアップすることも期待され、今後、楽しみな活動と期待している。

まだ、始まったばかりのチャレンジであり、課題も山積しているが、是非とも継続していきたいいものである。

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