「うーん、G7首脳TV会議なんてのんびりした事をやってないで、トランプ・習の米中トップ緊急会談でコロナ撲滅と通商摩擦解消で歴史的協調を演出するしか局面打開の道はないな。1929型の大恐慌に突入するかどうかの岐路に立っているので、一世一代の大勝負に打って出てほしい。頼むで。」と、16日に両首脳に直言しておいたら、やっと27日に実現した。米国の感染者が中国を上回って、尻に火が付くまでお互いに意地の張り合いっこをしていたのだから、世界2大国の指導者の資質としてどうかとも思うけれど、まあ素直に従ってくれたことには謝意を表したい。
日本では首都圏の外出自粛要請など、新型コロナウイルス感染の爆発拡大防止に向け、オリンピック延期決定を機に本格化しているけれど、手遅れ気味なのでやるときは徹底的に実施しなければならない。インドでは自粛要請に従わない者たちに対し、街路で動きを制止し、鞭などで引っ叩いている動画が流れているけれど、安倍首相も小池東京都知事もぜひその覚悟で踏み込んでほしい。生温い手法で“やってます感”を出すだけで、お茶を濁していては、全く効果が出ないだろう。
AP通信はフィリピンの重篤感染者へのインタビュー記事を流した。彼は日本旅行の帰りの航空機で、後ろの席の同国人からコロナ菌をうつされ、死の恐怖を味わったと言っている。日本政府はこうした情報にも目を配り、その感染源の乗客を特定し、日本での行動範囲を追跡し、感染ルートになっていないか徹底調査を実施すべきである。
日米で通年予算あるいは緊急経済対策予算が成立し、株式市場では太平を謳歌しているようであるけれど、一方で米国の雇用情勢は新規失業保険申請が史上空前の328万件にも達し、コロナ禍不況の入り口がぱっくり開いた気配もある。企業活動の全世界にわたる停止拡大が各国の財政金融対策によって一時的に凌げても、現代資本主義社会が味わったことのない未踏の経済混乱の挑戦が待ち受けているような気がする。
ぽかぽかの春日和も、外出自粛が試される週末にかけグッと下り坂になるとか。29日日曜日には東京辺りにも大雪警報が出たようである。私は常も周辺を小歩く程度で、外出自粛が習い性なので普段と変わりはないけれど、中国を抜いた米国のような感染者拡大は周囲に迷惑なので、日本人が好みの番茶でも啜りながらまったり過ごしてほしいものである。
引きこもり
常はひんしゅく
かふめれど
この時ばかり
褒めらるころな
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