もう、半世紀まえになるね...
高校を卒業したきみとぼくが、同じ会社に就職して
大阪に赴任したときの話をしようか。
会社帰りによく一杯やりに焼き鳥屋に行ったね
お店できみは学生時代と同じく気さくな人柄でたちまち人気者だった。
一週間もするとぼくたちは馴染客になった
二週間もすると、きみはレジにいて得意の暗算で勘定を手伝っていた
三週間過ぎた頃には...カウンターの中で焼き鳥を焼くきみの姿が(笑)
今頃はあっちで焼き鳥をつまんで一杯やってるだろう
・・・
突然みまかった叔父のお別れの会での、送る言葉です。
叔父らしいエピソードが次々披露され斎場中が泣いたり笑ったり
忙しかったです。
悲しいだけのお別れでなかったので、きっとお酒片手に
満足気にうなずき見守っていてくれたことでしょう。
実家から連絡を受けたあと
つい先日撮ったばかりの写真を眺め、思い出を辿らせました。
とても明るい性格で誰にでも面倒見が良く
親戚中で一番ウマが合う大好きな叔父でした
特筆すべきは叔父がいなければ、シューマイくん(旦那様)と
運命の出会いをする事がなかったのであります。
最後に交わした叔父との会話は...
「立派ね~、どんだけでもは入らるっごたるね、おじちゃん」
「そがんタイ、ばってん○○ちゃんちはま-だ先ん話だろタイ」
「そ~タイその前にタイ、二十歳ん時の子でしょ(実母)100なら
(私)80よ~まじで老々介護の見本だけ~ん」
「がはは、お前は相変わらず面白かぁ、やっぱ吉本に入れ」
「あはは、やっぱそ-だろか」
とまぁ肘でお互いをつっつき合いしながらの
吉本入りの薦めでした(爆)
温かくて頼りになる、生き方そのものは足元にも及びませんが
出来れば私もこんな風に
笑顔が記憶に残る人でありたいと思ってます。
無理せずボチボチやるね、おじちゃん
ほんとうにありがとう。今日も読んでくれてありがとうございます♪ずっといい日でありますように