風ちゃんまさに危機的状況です
どうなるのでしょうか。
さてさてここは海の中
水深25㍍から一気浮上したいけどそれは駄目~って感じの葛藤の最中.....。
こんな息も絶え絶えの苦しい思いはマーシャル以来だな~と苦しいながらに
何故か思い出した
そぉーだぁー
この呼吸の乱れからくるパニックは....あの時と同じ
あの時ガットさんが手を差し延べ握ってくれた瞬間
意識は微妙になったが呼吸は元に戻ったではないか
そうだあの感動は忘れもしない
あの手の温もりからくる安心感は今も心に残る大切な思い出
な~んて思い出に浸っている場合では無い
パニックを乗り切る為、安心出来る手をにぎりしめると言う、微かな希望をかけ
最後の力を振り絞りチャラ男改めスーパー漁師の元へ飛んだ
スーパー漁師は1㍍位ある特徴的な青い長いフィンを着けていたので、
そのフィンだけを頭に描き一期浮上への執着と戦いながら必死に泳いだ
途中いくつかのフィンが見えたが違うこれも違う....これもと、すり抜け
ついに真正面に青い長いフィンを見つけた
余程の異常ぶりが伝わったのか、
スーパー漁師は直ぐに手を差し延べて受け止めてくれた
その手をしっかり握りしめ正面に静止息も絶え絶えもう片方の手を探す
それに気付きもう片方の手もしっかり握りしめ両手を強く握りしめてくれた。
彼は間違い無くホンマモンの海の男スーパー漁師でした
助かった~と安心したこの瞬間、力が抜け意識が飛んだ
その間無呼吸
白目剥いていたかも知れないが、そこはUV加工のレンズを入れたマスク
変な顔は隠してくれたに違い無い
(さっき目を見ようとしたら偏光レンズで表情が見えにくかった....)
とスーパー漁師の談
まあこれで嘘みたいにパニックからは脱出したのだけど
今考えると、ガットさんの時もそうだったが覚えているのは繋いだ手の感触だけ.....
もしかしてって手フェチ
意識の確認が終わり、直ぐに浮上体勢に入ってくれ
潜行ロープの所へ手を繋ぎ移動....
鍵握りでしっかり握り直ししてくれながらの移動は100%の安全を確信できた
ロープが固定してある岩根に捕まりなさいとシグナルと返し、しがみついた岩と珊瑚の隙間を見るとウツボが睨めっこ
そこに居なさいと言われてもかなり厳しい状況に
何だか笑えてきて
【一難去ってまた一難】って~この事~と、勝手にギャグ化して笑っていた
多分スーパー漁師はを見てこの人はもう限界なんだ....
だから笑ってると思ったのではないかと推測される
ウツボ君がこっちに向かって口開けて飛び掛かる準備を済ませた頃、
やっと安全停止の3分が過ぎ攻撃体勢のウツボ君にサヨナラをして
ゆっくり浮上開始した
しかし浮上するのもかなりの流れの中で、今までに無い経験だった
ロープから手を離せば間違い無く流されてしまうだろうと思うくらいの速さだ。
1番始めに浮上を始めたので上から皆をみると
何だか鯉のぼり.....
海バージョンなのでの干物かな
等アホな事を考えまた笑った
何とか【やまと丸】の梯子に手をかけ無事にエキジット完了
この時のDiveTimeは25分と最短が原因でみんなを早上がりさせたと思い
「すみませんちょっと苦しくなったので.....」
と言いかけたら
「いや~途中から流れがきつかったね~早く浮上して正解だね」
と、みんな話していた
苦しくなってドキドキしたり
思い出にドキドキしたり
睨めっこに負けじと笑ったりと、
何だかよくわからなくなったプチパニック体験でしたが、
ドキドキの坊津デビューでした。
めでたしめでたし
続く
よかったですね!スーパー漁師さん風ちゃんもちゃんと釣ってくださいました 笑
ダイビング中では当然会話ができませんので、いろんなシグナルがあるようです
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etc...
サマンサ♪もいつかデビューする日に備えて、おしえてもらいたいとおもっています。
こんなときはどんなジェスチャーなの?とか質問がありましたらコメントくださいまし。
私事で恐縮ですが、じつは連休明けより自宅のプチリフォームがあってます。
今日の午後から電気関係の工事があり、パソコンが使えませんので
ねこちん里親情報のお返事は工事が終了次第になります(多分、夕方までには)
お返事はかならず書いてますので、どうぞよろしくお願いします。
最後までよんでくれてありがとうございますずっといい日でありますように
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