はるか昔、わたしが社会人デビューした設計事務所には
素敵な先輩がおられました。
大切な図面を郵便物と一緒にポストに投函してマゴマゴ
してた時や、ただのセールスマンをお客様と間違え丁重
におもてなしをした時などさりげなくフォローして下さり...
ともに働いたのは2年間という短い期間でしたが、仕事が
出来ていつも笑顔だった先輩には女性としても憧れてた
もんです、はい。
月日の経つのは早いものでしてこの連休中にはくだんの
先輩のお嬢さんが嫁がれました－♪
ご自分の席に着く間もなくビール片手にテーブルをご挨拶
でまわっておられる姿は、母親として輝いておられました。
先輩の美貌と才能を受け継いだ新婦はじめご両家の皆様
方に、末永いご多幸をお祈りしております。
...
当日、たったひとつだけ空席があり気になってました。
やがて祝電披露のときになり、海保に勤務されておられる
新郎のお父様からの電報が読み上げられました。
「おめでとう、二人の門出を茨城県沖より心から祈ってます」
お二人と、そして晴れの門出にご出席できなかったお父様へ
たくさんの拍手がおきると、新郎は照れくさそうにそしてちょっ
とだけ誇らしげな表情になりました。
心に残るとても素敵なお式でした。
お留守番の様子はこちらです。
このたびの地震で被害に遭われた皆さまに
心よりお見舞い申し上げるとともに、
被災された地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。