今日は、三男が来春から、高校を卒業し、専門学校へ進学する為の入学費用の分割分の一回目の入金に行きました。・・・三男は、入学後4年で無事卒業します。(えっ?高校って4年制だっけ~)・・・私のブログの読者はご存知ですが、交通事故で入院して、3年生の3学期がほぼ潰れてしまったので、留年したのです。・・・
本人は、行きたい所、やりたい仕事を習得するために、専門学校へ行くとの事。・・・親父としては、足が普通の人と違ってやや不便なところがあるので、大学へ進学して、弁護士でもやって貰いたいと考えていたが、本人は、どうしてもやりたい事があるようで、先ではそれで独立を考えているようです。・・・
現代では、普通に就職も出来ないし、就職できても万年平社員、いつ会社に切られるかわからない不安な生活をして、夢も持てずに、結婚すらできない。・・・そんな男子が多いと聞きます。・・・
ならば、手に職を付けていれば、何らかの仕事のつぶしも利く。・・・生きていく方法や方向が増えるだろう。・・・後は、自分の技術を使いこなせるかどうかにかかってくる。・・・
とにかく、それはそれで賛成なのだが、私学や専門学校の費用がとんでもなくお高いです。・・・それだけの技術を習得できるという事だが、無職でこれから独立を考えて翻弄している私としては、試案のしどころです。・・・でも、・・・
子供を優先させます。・・・事業用としていた預金の一部を入学金として振り込みを決意し、今日振り込みました。・・・これで、銀行や金融公庫からの融資は、100%なくなりました。・・・
元々自己資金が乏しく、更に生活費も兼用している状態では、今まで考えていた事業での独立は金銭的に無理なのです。・・・よっぽど、無利子で無保証でぽんと出して貰えない限り、今の世の中のシステムでは不可能なのです。・・・
よく啓発本やセミナーなどで聞くのは、「まったくのゼロから立ち上げて、大金持ちになった」とか、「食費すらないのに、立ち上げて事業を成功させた」とか、成功例が出て来ます。・・・
果たして本当なのか?・・・この文には、間の言葉が抜けています。・・・それは、
「ゼロから、融資を受けて、立ち上げて、大金持ちになった」・・・「食費すらないのに、融資を受けて、立ち上げて事業を成功させた」と、いう事です。・・・
要は、どこから、どのようにして、融資を受けたかは、あまり出て来ません。本当は、まずはそこを知らないと出発できません。・・・海外では、個人の考えや技術などの計画書などで感銘を受けた財閥などの偉いサンが、大金をポンと出し、「事業をやりなはれ~」(松下幸之助風に・・)と、背中を押してくれる。・・・今の日本では、そんなでっかい人はいません。私のように金融公庫や銀行めぐりして、借りられるか、断られるかで別れます。・・・更に、融資のお願いに行く前にしておかなければいけないのが、開業を見据えた事業資金の貯金。こつこつと頑張って貯めて、生活費も準備金もしっかり貯めて、その上での融資のお願いなら、うまく行く可能性が高いらしいです。・・・これが正道の話。・・・
しかし、世の中、そうでなく、これをやると決めて、実際にやってしまう方がいるのも確かです。・・・
先見の目を持ち、既存の物ではなく、独自で作った物を世に広める。・・・それでも資金が必要で、何らかの形で資金を集めて、事業を広めていく。・・・
と、ここまで書いて、思い浮かぶのがやはり「松下幸之助」・・・
会社のやり方に嫌気がさして、突然退職し、もんもんとしていた時に、奥さんからの提案で「独立」を決める。・・・そこでも資金の出所は、奥さんの内職で貯めたお金。・・・元々そう云う人間であると見抜いていたから出来た事です。・・・私は、そこの「見抜いていた」と言うところが、「信じた」と言う風に言い換えられるのではないかと思います。・・・奥さんが必ず出来ると信じたから、幸之助氏はやったのではないだろうか?・・・
さて、今の自分に置き換えると、ゼロからスタートで、資金がない、借りるにも信用が無い、だからその前に進めないのだ。・・・地道に信用から作って行かないと、何日たっても今のままでしょう、きっと!・・・
という事で、今回の事業は、一旦保留して、信用を作る事から始めます。・・・一番手っ取り早いのが、どこかへ就職するか小さな事業にシフトするか・・・それで少額でもお金を貯められれば、信用も出来るし融資にも応じてくれるだろう。・・・問題は、やはり、就職。・・・
今年8か月間就活をして、散々な目にあって、「もう雇われてたまるかー」と言い切って、就職を断念した。・・・今更だが、ひょっとして新たな求人があるかもしれない、今度は私の為の求人が出ているかもしれない、可能性が非常に低いけれど、検索を始めた。・・・今日は、一社に応募した。・・・更に、小さな独立も探してみる。小さいから収益も小さいけど、地道にいかないと大きな独立が出来ない事が分かったから、・・・
今回は、元々予定している、行政書士試験が来月に迫って来ているので、勉強に集中しながらの活動になる。・・・本当は、もし考えていた企業での独立が出来るのであれば、そこそこの復習だけで本試験に挑もうと思っていたのだが、(本格的には、来年でも再来年でも出来ると考えて、独立事業に本腰を入れるつもりだった。)状況を甘く見ていたので、計画の変更です。・・・
仮に資格に受かったとしても、やはり資金が無いと行政書士事務所も開業できない。・・・ちなみに開業資金は、50万円。事務所を借りるならその取得費もいるが、後は運営資金が必要になる。開業して、早くても6か月間は仕事がない無収益状態になるので、その間の維持費と生活費が必要になる。平均的には、1年間は仕事がなく研修会に参加し、勉強しないといけない。研修費や移動費、宿泊費なども掛かってくる。その間に、どの分野に特化して経営して行くかを作り上げないといけないのだ。仕事の種類は、7000種以上あると聞いてます。・・・
今の状況では、資格を取っても独立は出来ない。・・・
何らかの方法が、必ずあるはず。・・・
もし、うまく行ったら、偉そうに「銀行に」こう言ってやります。・・・
「融資してくれなくてありがとう。おかげで独立できました。預金してほしかったら、してやってもええけどねぇ~」(ふんぞり返って)・・・そして、窓口に万札の束をドンと置いてやる!・・・
今に見てろよぉ~~~。・・・
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