先ほどまで、受験生の親御さんと今後の打ち合わせでした。・・・
こどもにとって、何が大事なのか?・・・
本人の気持ちだけではどうしようもない所があります。・・・
親も教師も、その子の最善の方法を考慮します。・・・
その子がやりたい事、行きたい所、それは分かるが先を考えた場合、その通りにさせる危険を予測して手前で制止する。・・・
親心です。・・・
方や、その子のやりたい事を思いっきりさせてあげたい、自分で考えた将来の夢を実現させたい。と言うのも親心です。・・・
我々は、本人がいきたい、やりたい事をバックアップします。・・・
しかし、最終判断は本人です。・・・
本人なのです。・・・
でも、我々がその子の将来の事まで責任が持てません。・・・
学校の担任の先生が無難な確実に受かる高校を勧めるのは、そういう事です。・・・
単なる精神論だけでは、世の中うまく行きません。・・・
今日は残念な話でした。・・・
ご家族の協力と、我々のバックアップと、本人のやる気の三つが合わされば、確実に行きたい所、将来の夢に近づけます。実際、事実としてどんどん良い現象が現れています。・・・
しかし、そうはいかない事象も現れます。・・・
幾分か我々にも反省の余地は大いにあるのかもしれません。・・・
反省します。・・・
さて!我々は、それでも理念を替えません。話す事に嘘はない。こどもたちを信じて、これからも突き進みます。・・・
最近の面談であるパターンが見えて来ます。・・・
親を納得させる事が出来ない子が、結果的には協力も得られず、全てが逆に進行してしまうという事です。・・・
あれこれやるけれど、結局親に言われれば朝令暮改するしかない。・・・
今までのこどもたちの実績が親を失望させてきたという事?・・・
ん?・・・違うんですな~。・・・
小さい頃から、こころからこどもを信頼できないという親が多いのと、こどもの良い処が見えなくなっている親も多いという事。・・・
信じられないから、全てを否定する。そうして、今まで子供を危機から救って来ているという事実。・・・(それが良いと思い込んでいる?)・・・
そういう子供がいくら熱弁しても親を納得させることが出来ません。・・・
結局は見え透いた嘘をついて、親を騙すか、暴力で訴えるか、などするしか方法を見いだせなくなります。・・・
可能な限り、自分がこうと決めたら、突き進むぐらいの馬力が、親としては欲しいと言うのもあります。正しく説明し、正しく説得してみなはれ!と言うのが、親の気持ち。でも、そこまで出来ない。という事は、また適当な事を言っているのだという事になります。・・・
実際そうして今まで何回も親をだまくらかして来たのだから・・・
「人を説得するには、まずは親から」と言うのがあります。・・・
これは、法華経を広めるために尽力した「日蓮」の話です。・・・
法華経こそが、最勝の経典であると悟りを得、まずは父母を一晩かけて説得し、一番初めの信者としました。「親を説き伏せられずに、人を納得させられる訳がない」とかなんとか言ったとかいわないとか・・・
親はどうしても情が先行します。だから、親さえも説得できないようなトークでは、世間様は見向きもしないのだと・・・(ごもっとも~)・・・
では、こどもたちはどうしたら良いのだろうか?・・・
やっぱり、ここですよ!・・・
全てに通じます。・・・
「夢」です。しっかりとした夢を持つ事です。また、親も持たせるように努めていけないといけませんね。なかなか適当にあしらうようです。そんな事をしてるから、いつまで経っても気を許せないし、世間に出られないし、説得すら出来ない子になるのです。・・・
結局は、親が悪いのです。こどもたちは絶対に悪くない。・・・
夢を持ち続ける事は、容易ではありません。でもそれがあるから頑張れるし、計画も立てられるのです。少々の回り道でも大丈夫ですし、話がうまく行かなくても熱意で説得出来ますね。・・・
夢を持つ事が重要だという事を、分かってほしいのです。・・・
我々は、全員に夢を持たせるようにしています。ご協力を・・・
明日に、期待!・・・