今日はお休みでした~。・・・
しかし、昨日も話しましたが、恐怖の「歯医者」です。・・・
不安を抱きつつ、何とか断る方法を色々考えて、また思い浮かべながら、例えば・・・
「転勤になってしまったので、しばらく来れません!」・・・こういう事はいきなり決まっても、せいぜい一週間前。・・・これは使えん!・・・
「急に、出張になったのでしばらくいけません!」・・・これは使えるかもしれん。しかし、社会保険ではないので、すぐばれてしまう。・・・
「仕事が忙しくていけません!」・・・これは使えるかもしれん!・・・しかし、「では、次はいつですか?」と聞かれるかもしれません。・・・きっと聞かれます!・・・
これもどうか?・・・確かに忙しくなって来ているが、まったく行けないかと言えばそうでも無い。・・・今まででも、午前中や休みの日に予約を入れて来た。・・・
ここまで、拒否したいのには訳がある。・・・
決して生まれてからこの方、歯並びは悪く、小学6年まで乳歯があり、虫歯検査では必ず引っかかり、そういうのを経験してシーズンごとには必ず歯医者へ行っていたし、結構しっかり治療して来た経緯があり、それも一定期間で終了するのが常で、ほとんど歯医者へは行かないとか、虫歯をほったらかしにして来たとか、そういう事はなかったのです。・・・
ある程度は、覚悟もしていた。・・・しかし、先日の奥歯の抜歯(口腔外科)の麻酔の注射が異常に痛かったのが後を引いているのは間違いない。・・・また、各歯の治療でも、最後まできっちり行けた回数は少ない。どの歯も中途半端で逃げていると言う現状があったから、ある種の歯医者による儲け主義かも?と言うのが、ちらちらして来て、「このまま行けば、健全な歯も無理やり治療と称して、ドリルで穴を空けられてしまうんではないか、」と言う一抹の不安さえあった。・・・確かに、自分の時間なんて無いに等しかったのは事実だ。・・・自分の事よりも、まずは「仕事」だったから、例え治療途中でも、仕事中心にしないといけない自分がいたのは確かです。・・・
そんな事が頭の中をグルグル回って、「何とか逃げる方法」を考えたのだが、結局答えが出なかった。それより、正直に生きようと・・・その方がよっぽど良いのではないかと思いました。・・・
「ええい!何を怖がっているのか?それでも一店舗のオーナーと言えるのか!」・・・どこかで聞こえた気がしました。・・・
思い切って行ってみました。・・・午後3時。・・・
受付を済ませてから、呼ばれて椅子に座り、しばらくするといつもの女医さんが現れた。・・・
説明を聞き、多少痛みがある事を告げると、一旦レントゲンを撮って調べるからという事になり、それに従った。・・・
それによると、この歯は、神経の炎症もなく、「かぶせ」の加工をしても痛みもなく、普通に終われることが分かり、安心して任せる事にしました。・・・ふぅ~~~!・・・
ほとんどを削り、土台を残して終了。・・・次週は土台の型が出来てくるので、それをくっつけて「かぶせ」が完了する。・・・その後は、そこを使って、隣に「部分入歯」を入れる新たなミッションにに向かいます。・・・まだまだ終わりません。・・・とほほほ~・・・
という事で、無事帰還!・・・はぁ~!・・・
それから自宅に帰って・・・
「焼き肉食いに行くどー!」・・・家族が言い出した。・・・(そうなんだ~)・・・
たまにはいいかもしれん!・・・
近くのホルモン屋さんへ向かった。・・・
そこは全国チェーンの「何熱ホルモン!」とかいう処で、何回か行った事がある。・・・
「えっと!赤身セットと…」・・・私は、生ビール!・・・
しばらく食べていると、酔いも手伝ってか、周りの施設に興味を持った。・・・
壁に何やら書いてある。・・・「気をもたなあかん!」・・・
どうやら、創業者の言った言葉のようです。・・・
それを見て、「なるほどー」と思ったのは私。・・・大抵の一般人はそうは思わない。・・・
訳すと、ここで言う「気」とは・・・
お客さんへの「気配り」、それの元になる将来の自分の夢に対する「気概」、その他の「気持ち」を一語で「気」と現して書にしている。・・・
その「気」を持っているものは、何事にも負けん。・・・それを言い表しているのだが、これを全ての従業員が体得出来ているのだろうか?・・・
また、店舗の施設では、エアコンの吹き出し口に羽のようなものが取り付けられている。何らかの煙対策か臭い対策の一つでしょう。・・・施設的にも精神的にも、「個客の為に」が感じられる。・・・後は従業員。・・・接客は良いです。・・・しかし、内部のシステムに多少の問題があるのかもしれません。・・・
今回は、追加で「ご飯」と「セットホルモン」を頼みましたが、なかなか来ない。・・・問題は、「ご飯」なのだ。・・・お客は、今のお肉でご飯が食いたい。更に追加でお肉が食いたいと言う、優先順序があったのですが、なかなか来ないので今あるお肉が無くなってしまった。・・・そうなると意味がない。・・・システムでは、追加注文は一緒に出す。のかもしれませんが状況を把握して多少はシステムを変えて臨機応変に対応しても良いと思います。・・・お客がそれを望んでいるのだから・・・
どれだけお客の気持ちになれるかが、商売の基本です。・・・少なくても私はそれを教わり、今尚極めたいと思っています。・・・(なかなかうまく行きませんが)・・・
今だけの集客か、永遠の集客固定か・・・どちらが繁栄し続けるかです。・・・
考え方や心構えというものは、往々にして年数が経てば薄れて行くものです。・・・
かの「仏陀」も、没後2500年もすれば、この世は仏陀の教えも薄らいで、世の中に訳の分からない「新興宗教」なるものがはびこり、その後は末法の時代が来ると・・・
今に言い換えれば、どんなに有効な教えも、何年もすれば誰もかも、本当の意味を理解する事もなく、ただその場の環境により変わって行くというものです。・・・
言葉を理解して、発した者の息が届く間は良いけれど、その後は言葉が変わり、意味が変わる。・・・要は、オリジナルが薄くなるという事です。・・・それは決して仏教などの宗教だけではなく、その他のほとんどの事にあり得る事です。・・・しかし、そうなるのが世の常なら、あえて教えを守りつつ、今の世の中にマッチできるように工夫するのも今の伝承者の務めかも知れない。・・・ただ、往々にして、食い違って行くのも世の常である。・・・
どう伝えるか?・・・
大きな問題である。・・・直接話せればまだましだが、没後数年経ってからではなかなか伝わらない。・・・ならば、出来るだけ分かりやすく伝授しやすいように、ある種の「マニュアル」にするのも良いかもしれない。しかし、それも難しい。・・・だから、例えば「歌舞伎」などでもほとんどが「一子相伝」なのだ。・・・自分の意思や技術を子供に伝える。・・・それが一番確実だから・・・
そんな事を思いながら、ホルモン屋の壁に書かれた「語録」を見ていた。・・・一体誰がこれを間違いなく受け継げるだろうか?・・・
「仏陀」は、2500年後再びこの世に現れて、乱れた世の中を再生し直すらしい。・・・
初めからそういう事を見越しての計画ならば、安泰でしよう。・・・ただ、今だけの一代だけの想いなら、止めた方が良い。・・・そう思います。・・・
だから、先の先まで見越して、今を創らないといけないと思うのです。・・・
「あなたのお店は、1000年後も大丈夫ですか?」・・・
今ある老舗のお店でも、数百年が限界です。この先、数百年続きますか?・・・あなたの意志は、数百年後も受け伝えられますか?・・・そして、事業は続けられますか?・・・
これを、日本の全企業の代表に問いたいと思います。・・・
私はただ、聴いてみたいだけです。・・・
お休みの日曜日でした。・・・
明日に、期待!・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます