先月、洗髪中にシャンプーの原液が目に入り、翌日ひどい充血したので眼科へ。あれこれ検査して、とりあえずシャンプーが入った以外は急を要する状態ではないので、目薬を出してもらった。
しかし一応検査したほうがいいということで、視野検査2回、眼底検査1回に通う。私の眼は、視覚情報を脳に伝える部分の入り口が小さく、血管が集中することによって傷つきやすく、などの原因で、緑内障があると診断された。
まあ、子どもの頃からの強い近視で 幼稚園(私が住んでいた地域の公立幼稚園は当時1年保育だったので、年長さんの年齢)で初めて視力検査をしたら、0.5くらいしかなくて、先生が驚いて母に知らせたらしい。
私はといえば、どうして他の子どもたちはあんなに遠くが見えるんだろうと思っていた。よく見えないので星や月に興味なし。少し高い所から飛び降りたりする動作を、私が同じ年頃の子どもと比べてかなり怖がっていたのは、よく見えなかったせいだったと母は腑に落ちたようだ。
電車で4つほど先の眼科に連れていかれ、パッチをこめかみに当てて電気を通すみたいな治療をさせられたが、私の裸眼視力は0.6が限界だった。字が読めるようになるそばから本ばかり読んでいた子が、そうそう目が良くなるわけはない。
小3で眼鏡を作り、小5くらいからは常時かけるようになり、眼鏡は文字通り顔の一部という人生。近年は老眼もあって小さい字も見づらいが、それは眼鏡を外してうんと近くに持ってくれば見える。
パソコンもスマホも見ない日はないから、確かに眼は酷使している。ひょんなことから検査して、状態がわかってよかったかもしれない。
治療としては進行を遅らせるために毎日点眼なのだそうだ。家族にも協力してもらうようにと、なんだか立派なファイルを渡された。初めは月1、その後は2カ月に1回検査をしていくとのこと。
今後も見たいものは山ほどある。ずっと見続けられるように、真面目に治療します