昼間は男子SPを放送。織田1位、高橋2位となったところで、「今大会、高橋は3位以上、織田は2位以上でグランプリファイナル進出が決定します」と実況アナが言及。。。
あれ、そうだった? 高橋3位だと26ポイント、織田は2位だとやはり26ポイント。まあ、26ポイントあればたいていは進出してるけど・・・決定になるかどうかは、ちゃんと計算してみないとわからないんじゃない?
というわけで、フリーの結果を見てから、4戦終了時のポイントで計算してみた。高橋大輔は30ポイントになったので、ほかに30ポイントに並ぶ可能性があるのはパトリック・チャンと小塚崇彦しかいないので、これはもう決まり。
問題は2位13ポイントx2で26ポイントになった織田信成。これでも進出決定? ここまで1試合出場してこのあとポイントで並ぶか上位になる可能性があるのは6人で、ロシア大会に3人、フランス大会に3人が出場する。各大会で織田より上位になる選手が2人以内ならOKなはず…。ポイント同数の場合、より上位の順位を取ったほうが上位とされる。同じ26ポイントでも、1位15ポイント+3位11ポイントのほうが上。順位も同じなら総得点が高いほうが上。(ロシア大会とフランス大会に連続出場予定の選手1人にも理論上可能性があるが、実績からいって上記の6人の中に2大会連続で割って入るのは厳しいと思われるので除外^^;)
ロシア大会に出るパトリック・チャン15ポイント、ジェレミー・アボット13ポイント、トマシュ・ベルネル11ポイント。この3人が1位~3位になるとすると、ポイントの組み合わせは6通り。そのうち、ベルネル1位アボット2位チャン3位になった場合は、3人が26ポイントで並び、優勝があるベルネルとチャンが織田より上位となって、アボットとは総得点比較になる。
同様に、フランス大会に出る小塚崇彦15ポイント、ブランドン・ムロズ13ポイント、フローラン・アモーディオ11ポイント。同様にこの3人が1位~3位とすれば、アモーディオ1位ムロズ2位小塚3位の場合、3人が26ポイントで優勝がある小塚とアモーディオが織田より上位とされ、ムロズとは総得点比較。
1位+3位の26ポイントが4人出たら、アボット、ムロズとの総得点比較で勝たないと6番目に入れない。というわけで、まだ理論上、進出決定とは言い難い、、、のではないかと、、、^^;
しかし、総得点比較になった場合、実は織田が一番有利。462.61は高橋大輔よりも0.75多い。アボットやムロズは2位の場合244.43とか245.82という点を出さないと上回れないので、ファイナル進出にはまず優勝と思って臨むだろう。
限りなく進出決定に近いけど、まだ微妙。優勝できてれば2人そろって決定だったのに~。残念がる理由はまたあとで。
<追記>
終了後のインタビューで「ファイナルでは4回転決めたい」とか、「ファイナルでは~」を繰り返してた織田信成、ふと「出られるんですか?」と訊き返す。「まだ確定じゃないですが確率は高いです」と言われて「ああ、そうですか」。あらためて、逃した魚の大きさを実感してる?
とはいえ、進出の可能性がかなり高いのは確かなので、出るつもりでしっかり練習することだろう。出たら意外にあっさり勝っちゃったりして?!
バレーボール、日本女子32年ぶりの世界バレーメダル獲得、おめでとう
と今言うのは、ネット速報やTwitterを見ずにテレビ放送だけを見ていたから。昨日は逆に速報やTwitterでどんどん先を知ってしまい、、、(それはそれでハラハラドキドキだったけど)
Twitterのタイムライン上で、会場で見ている人と、録画追いかけ放送を見ている人で話がかみ合わないまま進んでいく。うっかり見てしまうと、結局気になってついフォローし続け、ネタばれする羽目になってしまった。
なんとなく興ざめだったので、今夜はあえて封印。それがよかったのか(?!)、日本勝利!! もっとも、日本が勝てばネタばれしても気にならないのかも
似たようなことをフィギュアスケートでも展開していた。昼間、BS朝日でスケートアメリカの男子SPを放送していたが、ちょうどその時間にフリーが行われていて、ネットでLive映像を見ている人のツイートがちらちら。SP終了後のインタビューに対し「結果を知ってて、このインタビュー聞くとね…」「なんでテレビで生放送しないんだ?」「フィギュアスケート専門チャンネル作って!主な国際大会と強豪国の国内選手権は生放送、シーズンオフはアーカイブで。月2000円くらいなら払う!もっと出してもいい」なんて話まで出ていた。
インターネットで広がる情報とテレビ放送との時差は、視聴者に新たな葛藤を生んでいる。結果を知りたくなかったら、ネットから情報が入ってこないように遮断しておくしかない。
一方で、リアルタイムで経過を知りたい気持ちも抑えがたい。生で見られないまでも、いっしょに経過を追っていくとその場にいるような気になれるから?! どっちがいいのか・・・
Twitterでは、そのうち何らかの動きが起こるかもしれない。リアルタイム実況系とテレビ放送視聴系で#タグを分けるとか?
見るか、見ないか。つぶやくか、つぶやかないか。それが問題だ
ネットで生中継を見ながら(男子フリー)、テレビも見ながら録画(男子ショートプログラム)、、、
やっぱり生中継のほうがメイン!
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦アメリカ大会(スケートアメリカ)、男子ショートプログラム。日本勢理想的なスタート!
1位織田信成 79.28(TES39.60 PCS39.68)
2位高橋大輔 78.12(TES35.69 PCS42.43)
5位村上大介 67.01(TES36.26 PCS30.75)
・・・いやぁ、お見事・・・
何が凄いって、高橋大輔のPCS。5項目全部が8点台。ライブ映像を見た人のツイートやブログによると、ジャンプで小さいミスがあったようだが、ステップは素晴らしかったらしい。(アメリカ人らしき人の英語のブログで、“Daisuke, are you married? Call me!”だって)
織田信成は、スケートカナダのSPのほうが高得点だった(81.37)。TESが下がってるのは、前回3つレベル4が取れてたスピンが、少し失敗だったのかな?(ツイートによるとジャンプは良かったらしいので。)でもPCSが上がってるのはいい兆し
村上大介は、グランプリシリーズは今大会のみ。フィンランディア杯で5位に入っているが、そのときのSP得点を少し上回った。フィンランディアではフリーで思うような滑りができなかったみたいだけど、アメリカは以前住んでた“ホーム”だし、のびのびやったらいい。
3位73.94点のアダム・リッポンが、地元の大声援を受けてフリーで爆発するかな?!(佐野稔氏が「どこを取っても美しいポーズ」と言ってたが、頷ける)
今大会で織田が優勝、高橋が2位になると、その時点で二人ともグランプリファイナル進出がほぼ確定になると思う。
それぞれ1位15ポイント+2位13ポイント=28ポイント。ほかに28ポイント以上になる可能性があるのは第3戦までに1位か2位になっている選手だけで、パトリック・チャン、小塚崇彦、ジェレミー・アボット、ブランドン・ムロズの4人しかいない。
第4戦以降に2試合出場予定なのは、今大会SP9位62.21の宋楠(中国)とコバレフスキ(ウクライナ)。ランキングや実績からいって、優勝&2位という成績は難しそう・・・
こんな計算をするのは不謹慎だけど^^; 日本の選手をファイナルでまた見たい!という願望のゆえで
順位も大事だけど、自分の演技をすることがもっと大事!練習の成果を存分に見せるフリーを期待しよう
P.S. こんなのも、あるそうで・・・
<追記>
こんなのとか、こんなのとか、こういうのに、これなんかも、、、
フィギュアスケートグランプリシリーズ第4戦・アメリカ大会(スケートアメリカ)、始まってます
今、男子ショートプログラムの真っ最中。村上大介選手が67.01となかなかいい点を出してる このあと後半グループに高橋大輔と織田信成が登場。
オレゴン州のポートランドで行われているが、日本とは時差がたっぷり17時間。スケジュールを見ても、日本時間で何時なのかすぐには計算できない…ので、書いておこう。
<11/12>19:00--- ペアSP 日本時間<11/13>12:00
20:45--- 男子SP 13:45
<11/13>14:00--- 女子SP <11/14>7:00
15:50--- アイスダンスSD 8:55
19:00--- 男子フリー 12:00
21:30--- ペアフリー 14:00
<11/14>11:00--- アイスダンスフリー <11/15>4:00
13:00--- 女子フリー 6:00
明日14日、BS朝日13:00から男子SPを放送予定だけど、ちょうどそのころフリーの真っ最中、ですね。。。
男子SPの結果はのちほど。
という扱いになるのかな・・・今季の羽生結弦選手と村上佳菜子選手。
「村上、羽生が優勝」というニュースの見出しを見て、それぞれグランプリシリーズに出てるのに今頃何の大会?と思ったら、西日本選手権と東日本選手権。上位入賞者は全日本選手権に出場資格がある(たぶん)。トップクラスの選手たちは予選免除で全日本に出られるが、世界ジュニアチャンピオンといえどもシニアではまだそこまでの実績はない。というわけで、予選に相当する大会に、ちゃんと出場していたんだろう。
全日本ジュニア選手権が11月26日から行われるが、この上位入賞者には全日本出場資格が与えられる(全日本ノービス上位で資格を得て全日本ジュニアに出場した場合は、上位に入ってもシニアの全日本には出られない)。羽生も村上も、全日本ジュニアに出ればまたぶっちぎりで優勝しそうだから、ジュニアの上位者の資格で全日本に出てもいいはずだけど・・・
今日から始まるスケートアメリカに村上佳菜子が、翌週のロシア大会に羽生結弦が出場予定。全日本ジュニアまで時間がない。シニアとジュニアはフリーの演技時間が違ってややこしいし、ほかの選手たちにチャンスを与える意味でも、もうこの二人はジュニア完全卒業、かな?!
ほかのジュニア選手たちの調子が上がらなくて、枠獲得のために世界ジュニアに引っ張り出されるって可能性はある? しかし、今までずっと全日本ジュニアの一発勝負で世界ジュニア代表を決めてきたし、3枠あって3人ずつ出るんだから、ひとりくらい上位に入れる、でしょう(笑)
西日本優勝の村上は、ジャンプ2つで回転不足があって自己採点は50点、だそうな。16歳の誕生日、バースデーケーキを食べる顔が嬉しそう。東日本優勝の羽生は、NHK杯で後半疲れた反省から、重りを持って階段を上り下りするトレーニングで体力をつけたとか。二人とも、次の試合を見るのが楽しみ
西日本と東日本、それぞれ上位入賞者を見ると、久しぶりに見る名前や初めて見る名前が。。。
西日本女子、2位の後藤亜由美はジュニアグランプリシリーズで頑張っていた。3位河野有香、4位中村愛音はよく知らなかったが、れっきとした強化選手でした(失礼)。6位の國分紫苑もジュニアグランプリに出ていて、もう一息でファイナルに行けそうだったんだけど。5位澤田亜紀、7位水津瑠美、このあたりは最近全日本でしか見られなくなっている。澤田も水津も、ジュニアからシニアに上がった頃はすごく期待されてたと記憶しているが、そこから先はまた大変なのだ・・・
男子は優勝が無良崇人、2位中庭健介、3位郡山智之。今季グランプリシリーズ派遣がない中庭だが、全日本ではまた見られそうで嬉しい。昨年SP6位でフリー最終グループに入って注目された郡山、今年はどのくらい頑張ってくれるかな。
東日本女子、優勝の高山睦美、初めて知りました(すみません)。強化選手の名前覚えきれない^^; 2位は昨年NHK杯に出た石川翔子、3位は昨年世界フィギュア出場の鈴木真梨。頑張っているのは嬉しいが、上位3人が120点台というのは、ちょっと厳しい、、、。4位望月梨早は何かの番組で見たが、今季いっぱいで引退の予定で「絶対全日本に出る!」と頑張っているそうな。やはり大学卒業が一つの区切りになるのかな…。5位武田奈也もすごく期待されてた選手なんだけど、106.85という点を見ると、またどこか怪我でもあるのかと心配になってしまう。全日本までにコンディション上がるといいな。
男子2位の小田嶋隼は知らない…と思って強化選手リストを見たが載ってない。が、全日本では05年21位、07年14位、08年13位、09年17位と成績を残していた。全日本で注目してみようっと。強化選手でジュニアグランプリに出場した3位近藤琢哉、今年のオンドレイ・ネペラメモリアルに優勝している4位佐々木彰生も要注目かな。
西日本と東日本、ジュニアもあわせて開かれていて、もう大人扱いされてもいいかもしれない大学生(東日本男子優勝の中村健人とか)もいたりする^^; ジュニアグランプリファイナル進出の庄司理紗ちゃん(東日本女子優勝)、全日本ジュニアで勢いをつけてファイナルに向かってほしいところ。
見どころはつきない~
昨夜、開会式だったということを、起きてから気づいた
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アジアの歌手たちが歌うコーナーがあったようで、香港からは容祖兒(ジョイ・ヨン)が出ていたと、Twitterで知った。録画だけでもしておけばよかった~、って、存在に気づいてなかったら録画予約のしようがないですね^^;
期待のバドミントンもあるし、またHDDの容量空けなくちゃ
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11月11日はポッキー&プリッツの日、だって。誰が決めた?!<グリコだっ!!
「〇〇の日」っていうのは、誰が決めてもいいものなんだろうか・・・
本を贈る「サン・ジョルディの日」みたいに、どこかの国で実際にある習慣を日本に取り入れたりするのは、まあいいとして。。。
でも、「ポッキー&プリッツの日」も、毎年続けたら世界中に広めちゃったりする?(中華圏なら「百奇&百力滋節」?)
さて、この記事を予約投稿機能を利用して、11月11日の11時11分に投稿してみようと思う。Twitter連携機能でその時間につぶやくことも可能か?
乞うご期待
<追記>
Twitterのほうは失敗。なんか設定間違えた^^;
次回は12月12日12時12分にトライしてみよう(覚えてたら)
見ているのは・・・
・月曜夜10:00 テレビ東京「モリのアサガオ」
刑務官が、ときどき死刑囚に対して「そんなことしていいの?!」と思うようなことをするのが微妙。。。なんだけど、渡瀬満(ARATA)の話が中心になってきて、やっぱり先が気になる。
昨日(11/8)放送で、「死刑囚は親族しか面会が認められない。死刑制度反対運動をしている人の中には、死刑囚から話を聞いて暮らしぶりや思いを本にする人がいる。面会するために、死刑囚と獄中結婚する人がいる」という話、本当かしら、、、
原作の漫画とはかなり違うと聞くんだけど、読んでみるか考え中。最終回を見終わってからにしようかな?
・火曜夜10:00 フジテレビ「ギルティ 悪魔と契約した女」
菅野美穂って、なんとなく好きで
玉木宏といい、吉瀬美智子といい、上司(吉田鋼太郎)といい同僚(RIKIYA)といい、お洒落過ぎて刑事に見えない
15年前の殺人事件の真犯人は誰か、その目的は? それがわかるまでに、復讐はどこまで進んでしまうのか…? いろいろありそうで楽しみ。ちなみに小説や漫画が原作のドラマが多い昨今、このドラマはオリジナル脚本だそうです。
・水曜夜9:00 テレビ朝日「相棒 season9」
右京さんと神戸が、なんだか妙に仲良くなってきちゃって・・・設定上当然ですが^^;
・木曜夜11:45 NHKBS2「私が初めて創ったドラマ」(再放送。本放送は金曜夜9:30NHKBShi)
たまたま見つけた。時間が短くて短編小説のよう。ドラマ演出経験のない人が創る初めてのドラマなので、素人くささもあるけれど、それはそれでよかったりする。NHKだけあって、キャストはけっこう豪華。
・金曜夜10:00 TBS「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿」(<タイトル長っ!!)
前回見るの忘れた。ていうか第1回も見てないんだけど^^;
戸田恵梨香も面白いが、加瀬亮がいきなり丸刈りで無愛想に出てきてびっくり 捜査一課の刑事達とか、こちらもキャストは豪華。すっかり大人になった神木隆之介が不思議な役回り。
・日曜夜9:00 TBS「獣医ドリトル」
実は1回しか見てない^^; 時間的にほかの番組が優先されることが多く、今後も見続けるかどうかは微妙。動物病院チェーン院長の次男役で、このあいだまで「仮面ライダーW」で変身していた(そのたびに失神していた)菅田将暉が出ている。
全部見てたら忙しい~~~~
まずは小塚崇彦。
振付、ジャンプ、細かいステップ、イーグル、スピン、、、これを見ていると、いずれ彼は高橋大輔を越えるプログラムを見せる日が来る!と実感。
続いてブランドン・ムロズ。
いかにもアメリカの兄ちゃんです^^;
鈴木明子。可愛い大人の女
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安藤美姫、清楚で官能的で
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こういうふうに、簡単に見ることができてしまうから、放送する意味がないのか、、、?!
昨日の新聞折り込みに、「2010日本シリーズ 千葉ロッテマリーンズ 感動ありがとう」セールのチラシ。どこかとおもったら、イトーヨーカドーなど。
衣料品2割引、住まいの品化電文具肌着などが1割引、電池電球も5%引、、、こういうの助かるんだよな~
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プリンターインク、記録メディアも1割引。DVD-RWが切れたところだし、買いに行きたい!
・・・前に住んでた家なら、お向かいだったのに・・・電車乗ってさらに駅から10分以上歩いて、また駅まで10分以上歩いて、と考えると、ちょっと引き合わない。残念!!!
やっぱり、ロッテのお菓子の安売りはあるのね
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柏レイソルもJ1昇格が決まった。やったね!! (ジェフユナイテッド千葉も、がんばって
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昨夜、日本シリーズを見ていて、ロッテがピンチを脱したり得点したときに喜んでいると、次男が「?」そして「あ、千葉か」。生まれてから香港に引っ越すまで千葉県民だった私としては、どっちを応援するかといえば“千葉”ロッテマリーンズになる。
(サッカーの場合、実家から近くて高校も市内で、大学以降の通学通勤にいつも通ってきたので、応援は“柏”レイソル。千葉市・市原市は、都内より遠くて^^;)
ロッテの優勝で、ロッテリアでドリンクとポテトが半額だそうで。千葉県内ではセールもけっこうあるようだが、、、都内ではあまり恩恵ないかな
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(コージーコーナーがなんでセールするのかよくわからないが^^; それも千葉県内なので残念!)
今、12回表が終わってロッテが1点勝ち越したけど、このまま終わるのか???
まずは女子ショートプログラムで首位に立った長洲未来(米)。昨季に比べると体が全体に大きくなって、北米の選手によくある感じの、背中と腰回りがガッチリした体型になってきた。6月に右足首の疲労骨折が判明、9月の時点でまだ痛みがあったそうだが、SPはよく滑っていたと思う。
フリーでは転倒があったり、ジャンプしたけど回転できなかったりと苦労したが、最後にダブルアクセル+2回転トウループを決めてまとめた。と思ったら、技術点はわずかに34.82。
ジャッジスコアを見て理由がわかった。3回転フリップ、3回転ルッツがダウングレード(大きく回転不足で2回転とみなされる)。さらに次の3回転フリップでも転倒、ダウングレード。
このフリップが2度目なので、強制的にシークエンスとカウント(同じ3回転ジャンプを2度跳ぶときは、少なくとも1度はコンビネーションかシークエンスにしなければならない)。コンビネーション、シークエンスは3つまでだが、このあと3回転ループ+2回転トウループを跳び、最初の3連続コンビネーションと合わせて3つになっていた。その後跳んだダブルアクセル+2回転トウループは、無効、0点になってしまった・・・
ダブルアクセルの基礎点は3.3、演技後半なので1.1倍で3.63。コンビにせず単独で跳んでいれば、3位になれた可能性が高い。未来ちゃんとしては、初めのほうでダブルアクセルからのコンビネーションのつもりが、跳び上がっただけで0点になってしまったのを取り返そうとしたんだろうけど。
この差で3位11ポイントと4位9ポイントの違いは大きい。もったいなかった
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ジュベールは、SPで4回転+3回転も決めたのに、思ったより点が伸びなかった。でも差は小さいからフリーで逆転できそうだったが、、、
少し前まで、4回転を試合で決められる選手は少なく、4回転が確実に跳べることは大きな武器だった。今季から4回転ジャンプの基礎点が上がり、ますます有利になった、と思われた。しかし、1/2以下の回転不足はアンダーローテーションとして基礎点の70%がもらえるようになったこともあって、多くの選手が4回転に挑戦するようになり、当然成功の確率も上がってくる。4回転が跳べても、絶対的な強みではなくなってきた。
そして、ジュベールが元々あんまり得意ではないらしいステップ。レベルを与えるステップは1つだけになり、もう1つはコレオステップとしてレベル判定せず、GOEだけがつくことになった。これも、ショーなどで見せる振付が得意なジュベールにはラッキーなはず。ところが・・・
ジャッジスコアを見ると、1つめのサーキュラーステップはレベル2、コレオステップのGOE0.43、合わせて5.16。スピンは、やる人が少なくて珍しいというフライング・アップライトスピンを含めて、3つ全部レベル1で合計6.02。たしかに、ステップもスピンも、トップ選手としてはちょっと物足りない感じ・・・。小塚はステップで7.23、スピンで10.28を稼いでいる。
肝心のジャンプはといえば、4回転トウループを決めたように見えたが回転不足(アンダーローテーション)で基礎点70%になったり、トリプルアクセルの予定(たぶん)がダブルアクセルになったり。合計で51.81。これは小塚のジャンプ合計点63.90に12点以上の差をつけられている。2位のブランドン・ムロズのジャンプ合計はもっとすごくて66.82(ボロノフが途中棄権で早くコールされたハプニングがあったのに、すごい!)。3位のトマシュ・ベルネルで51.78とほぼ同じ。
そして、演技構成点でも小塚が上回った(一番はベルネル)。ジュベールはつなぎのフットワークが6点台。トップクラスは5項目全部7点台、8点台もほしいくらいだから、これまたちょっと厳しい。
なんとなく体が固くて、上半身の動きが少ないタイプの選手。全身を大きく使う振付が高く評価される今の採点方式は、実は不利なのかも。「もっと4回転に挑戦しようよ!」と主張して、流れはその方向になったが、必ずしも自分に有利ではなかった?!
6戦のうち3戦が終わった。3週後のフランス大会で、小塚、ジュベール、ムロズがまた戦う。そこに、調子がよければSPフリーで3度4回転を跳んでしまうケビン・レイノルズ、NHK杯でブレイクしたフローラン・アモーディオ、チェコで成長株のミハル・ブレジナ、中国でエースになりつつある宋楠が加わる。小塚に連続優勝させたいけど、ここが一番激戦だ~
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来週のアメリカ大会で、高橋大輔や織田信成のファイナル進出が“計算通りに”決まるといいな
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