「人間って、死ぬもんなんだよね……」

私が明日、死ぬとわかったら「自分にも相手にも優しくなる」
人間は、いつ死ぬかわからないんだ…みんなに優しくしよう。

「より良い心(マインド)に、変容できる 本」05

2013-06-26 10:49:49 | 気づき



…文庫本(P.260~261)

……略)
脳卒中により、わたしは内なる自分を発見しました。

ほんの少し、考え方や 感じ方を変えるだけで、深い心の安らぎが 得られることに気づいたのです。

安らぎを 体験する といっても、人生が いつも歓喜に満ちあふれている、という意味ではありません。

あわただしい人生の、あたりまえの混乱の中にあっても、心の 歓(よろこび)に 触れることが できるという意味なのです。

多くの人にとっては「考える頭」と「思いやる心」の あいだの距離は、ときとして 遠く離れているように 感じられるでしょう。

ある人は、この距離を 思いのままに横切って進みます。

また ある人は、絶望や 怒りや みじめさに深くとらわれて、心の安らぎなんて 別世界のものです。


左脳マインドを 失った経験から、深い内なる安らぎは、右脳にある 神経学上の回路から 生じるものだと 心の底から信じるようになりました。

この回路は いつでも機能しており、いつでも つなげることができます。


安らぎの感覚は、現在の 瞬間に起こる何かです。

それは 過去を反映したものや、未来を 投影するものではありません。


内なる安らぎを 体験するための 第一歩は、まさに「いま、ここに」いる、という 気になること。


どんなときに、深い心の安らぎの ループが働いているのかに 気づくことができれば、その回路に 意識的に つなげることが容易になります。


(つづく)


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