少し時間ができたので50年くらい前のネガフィルムをデジカメで複写しようとして出してみてびっくり!
黒い厚手のビニールの袋に入れて保管していたネガフィルムの多くが湿ったようになってネガフォルダーの中で張り付いていたのです。
初めは湿気が溜まっているのかと思いましたが、よく見ると同じ袋に入っていたにも関わらずなんともないネガもあります。
さらによく見てみるとあるメーカーのネガがひどく、中には丸まってしまって乳剤もシワシワになっているものまでありました。
写真が趣味で中学生の頃から撮り始め、相当な量のネガフィルムを保存していますがショックでした。
中には一眼レフカメラを初めて買った時に撮った写真もあり、みると思い出の多いフィルムがそのような状態になっているとは全くの予想外でした。
大学で写真部に入ってからは自分で長尺のモノクロフィルムを買ってきて36枚分にカットしてパトローネに詰めて撮るようになりました
それは外国製のフィルムで自分で現像したものですが、それらは全くそのようなことはなかったのがせめてもの救いといったところです
日本製でも大丈夫なメーカーもありますが、問題のメーカーのフィルムはカラーネガフィルムもモノクロフィルムと同じく湿ったようになってしまっていました
そのメーカーのモノクロフィルムは大学時代に自分で現像したものもありますがやはりダメでした
これらを総合して考えるとそのメーカーのフィルムの材質は、長期間の保存でなんらかの変質が起こる性質があったと考えられ非常に残念です。
デジタル時代の写真はバックアップメディアの変遷もあり、今後どのように保存すべきかよく考えておかないといけないですね。
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