建築設計者の日々是好日

建築家として感謝をもって生きる日々の記録

卒業式のシーズン

2015年03月25日 | 活動
今日は出身小学校の卒業式に出席してきた。
学校評議員として来賓の立場だった。
毎年恒例で同じような進行だったが、今日はなんとなくいい雰囲気だった。
読み聞かせや、空間ワークショップのボランティアを通じて顔見知りの児童がいたこともあるかもしれない。
しかし、卒業証書授与の後の校長先生の祝辞が良かった。
「ありがとう」「ごめんなさい」「さようなら」の3つの言葉の効用を紹介し祝辞としたのだ。
それぞれ、感謝、勇気、独立をあらわし、彼らのこれからの長い人生に向けたメッセージとしていいものだと感じた。

そしてこれも恒例の4、5年生による卒業生を送ることばとコーラス。
それに応える卒業生の歌声が素晴らしかった。
終了後に参列者が口々に聞き惚れたと賛辞を送っていた。

かくいう私も保護者として息子の高校卒業式に出席した。
こちらは体育館が大きく、天井が半円形で祝辞やコーラスの響きが良くなかった。
この高校の設計には、建築家協会のメンバーが建設委員会に参加していたということなので残念なことである。

今日の小学校の卒業生の将来を語る言葉の中に「建築家を目指したい」というのを聞いた。
空間ワークショップのボランティアで昨年の秋に担当した子供たちだったので、少しは建築の楽しさをわかってくれたのかなと一人うれしかった。
卒業生には夢を追い続けてチャレンジして欲しい。
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