遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

レジェンド現在進行形

2014-09-04 23:44:33 | たわごと
Another Endurance Test on the Way to the Semifinals (THE NEW YORK TIMES)
錦織、日本勢96年ぶりの4強入り 女子複の伊達組も準決勝進出 全米オープンテニス(夕刊フジ) - goo ニュース
錦織くんネタはもう取りあげてしまったんですが、早すぎましたね。(反省) まさかの四強進出です。(失礼しますた) 
前回は4時間19分の熱戦で午前2時26分まで戦うという最も夜遅くまで戦った記録を作っちまった後なんですよ。午前2時過ぎてまで戦った記録は他にもあるんですが、どの選手も次で敗退しています。そりゃそーやな・・・でも、錦織くんは再び4時間15分の熱戦を戦い勝利しました。トーナメント下位での戦いじゃないですよ。8強、4強を争うレベルの戦いでです。優勝してもおかしくない相手にランキングでアンダードッグの日本人の若者が勝ったのです。
なんしか試合が最終セットにもつれたケースでの錦織の通算勝率は、約77%。ツアー歴代1位(集計は全米開幕時)です。圧勝が少なく、もつれる試合が多いという事情があるとはいえ、ビヨン・ボルグなど伝説の選手をもしのぐ記録です。ボルグ選手って分かります? かつて、スエーデンには3人の王がいると言われていました。一人はスエーデン国王、もう一人はスキーのステンマルク、そして、テニスのビヨン・ボルグ。

前のラオニッチとの試合の後、こう述べてます。
「決勝に行くまではなかなか喜べないですね。今日の勝ちは評価できますが、結果としては、まだまだ……。勝てない相手も、もういないと思うので」
いいぞ、もっとやれっ!!

彼は試合後インタビューで、ちょろっとジョークもかましてます。
“I had a little bit jet lag today,” he added, smiling. “No, it’s good; it’s good. My body is good.”
ジョークに関してはまだ修行が必要かと思いますが・・・勝者はなにしてもすごいんです。はい。
大ニュースなので、あちこちのサイトで彼の勇姿が出ていますが、スポーツイラストレイテッド誌の今日のUS OPEN TENNISの写真集での彼の写真が一番カッコいいと思いました。

んでも、化け物なみにすごいと思ったのが、伊達久美子さん(43歳)のダブルスでの4強入り。彼女はノーシードからですよ。錦織くんは24歳。選手としての全盛期を迎えようとしている年齢のはずです。しかも彼は第10シードでのスタートっす。
伊達さんは一度リタイヤして復帰、そして、この活躍っす。前の現役時代は、1990年代最強のシュテフィ・グラフとガチでやり合ってたんですからレジェンドです。

ついでに、別分野のレジェンドも・・・
MLB=ヤンキース黒田が5年連続2桁勝利、イチローは1安打 (REUTERS)
若くしてメジャー入りできたダルビッシュ投手やまー君とは違います。黒田投手の5年連続2桁勝利という日本人メジャー投手としての初記録は、彼が35歳からの記録です。しかも所属チームはけっして万全ではなく、ドジャーズ時代も、今のヤンキースも、他のローテーションピッチャーが軒並み故障でアウトになった状況・・・彼が一人でチームを背負いながら築き上げた記録です。化け物です。

話しは錦織くんに戻って・・・
錦織の4強、WOWOWに追い風 加入件数「通常の倍」(朝日新聞) - goo ニュース
錦織、準決勝はユニクロ対決 モデルシャツは品薄状態(朝日新聞) - goo ニュース
日本経済にもインパクトがあります。新しくなった日本の内閣よりも効果があったと思う。w
とはいえ、なんとなくですが・・・一流スポーツ選手がユニクロ来てるとガッカリするんですけど、おかしいですかね?

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コメント
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