遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

強さにはちゃんと理由がある

2014-09-07 23:52:47 | PARAGLIDER
気になってたけど、昨夜は12時前に布団に入ってしまった。錦織選手の試合は午前1時から。まあ、彼のことだからまた4時間超の試合をやりそうなので、早朝テレビをつければ良いかと思ってたんよ。んで、早朝覚醒した時にBS-NHKをつけたら、なんだか時間つぶし用っぽい自然のドキュメンタリーやってた・・・負けたのか・・・そう思って、再び眠りについた。朝起きてニュースを見たら、彼は3-1で勝ってた。(笑) 
錦織「効率のいいフットワーク」1位(日刊スポーツ) - goo ニュース
こうなると、日本のマスコミは願望と感情とかがないまぜになって、ろくな分析記事が出なくなります。そろそろ、そういうのが日本のプロスポーツをスポイルするって自覚を持って欲しいなぁ。とりあえず、日刊スポーツのこの記事はまとも。w
準々決勝終了時点で各選手の5試合の合計走行距離を、戦った合計ポイント数で割り、1ポイントの平均走行距離をだすと、錦織選手は合計走行距離が9766メートルで、合計ポイントは615。平均走行距離は15・88メートルで、実は彼が最も短い。世界1位のジョコビッチは17・8メートルで4位。フェデラーは17・28メートルで3位。彼のスタミナを賞賛する声は高いが、実は省エネだったのです。世界のトップ選手が口をそろえて「最速で最高のフットワーク」と呼ぶ理由がそこにあると記事をまとめています。
NHKが、錦織選手のおばあちゃんが子供の頃から彼の成長を見守っていたと、アルバムの写真を示しながら報道していましたが、そんなのどこのどら息子のおばあちゃんでも同じです。どうしてそんなのを報道するのか、真顔で詰問したくなります。情に訴えるニュースは当事者の足を引っ張ることにしかならないことをまだ学習してないんですねぇ。

今日は仕事を入れていませんでした。もしかしたら北風でノーフライトの可能性もあったので、練習用ハーネスと曲久郎も車に積んで獅子吼エリアへ出撃。そして、絶好のフライトコンディション♪ 
青七君で離陸後、さくっとテイクオフ直上で高度ゲイン。北東風と西風がぶつかってやがる。南にむかえる高度になって機首をそっちに向けると・・・講習生のテキーラが稜線の裏側、奥獅子吼方面で上昇風を捕まえてセンタリング・・・昔、イワサキくんがNP時代にミストラルでそういう飛びやってたんだけど、それに力が及ばない人でも似たことが出来る時代になったんねぇ・・・。まあ、それは華麗にスルーして南高圧を越えて、まっちゃんのO8を追跡。彼のダム越え突入を見てから、彼よりも高い高度でつっこまなくてはと思い、高めにつっこんだんだけど、ダム湖上空で引き返した。どうにもこうにも高度のロスがシャレにならない。山の斜面にしがみついてなんとかかんとか後高山(しりたかやま:スカイ獅子吼のある山の名前)に帰還。さらに北に向った。積雲の育ち具合が良さそうだったから。北高圧線越えた空域で遊んどったんだけど、M4やらD2やらがわらわらとやってきて、ずんずん楽しそうに飛んでいく。正直、Ozone社のグライダーはすごい。うんざりだ♪
昼飯休憩の後、北方向に雲の列がいい感じにあるんで再入山。次に連れてきた翼は曲久郎。せっかく獅子吼にまで持ってきたんだから、これでも飛んでおかないとね。揺れるだろうけど、風が強くなってたんで、PASSIONよりも対応力あるだろうと思った。まあ、これは正解。やっぱり、EN-CとEN-Dはちがう。乗ってる人間の質が問題なんやねぇ・・・。orz
一緒に入山したのはM6を駆るRさん。北高圧手前で十分に上げきらなかったのが、僕の敗因とはいえ、村田製作所を軽く越えて行ってしまうのは反則やろ。D2軍団の飛びなら、指くわえて眺めることは出来るけど、M6になると視界から消えて行きます。(笑) 
Ozone(O3)は有毒なので、ほどほどにしてほしいなぁ。

僕の中で今日のフライヤーの勝者は、ダムを軽々と越えて自宅を空から廻ってきたカイエン(EN-C)のO田先生だな。誰かについて行くとか、他の人の判断がどうとか、そういうこと関係なくBig Flightをしてしまうとこがいつもすごいと思う。

今日のライザーはくぐってなかったです。

本日のお酒:KIRIN 一番絞り STOUT + 宮崎芋焼酎 高千穂
コメント
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