ルーカス、トルゲール、シーヴェルトを追ったドキュメント作品。
なので、リアルな日常からの
青春物語の4年間を75分にまとめて見れる
特に始まりは
少年期~の無邪気で臆する少年達だったのが
徐々に成長していく様が、自然に、でもすごく出てて、見てて分かる親心で観劇していくわけだけど、
ちゃんとステップアップしていく彼らの今作品での後半はもう
大人。声も表情も動きも、しっかりしてきて
自分自身というものが何たるかを掌握してるとこにエールを送る気分。
時々出てくる、親と同じ気持ちになるwww
てか、親わかっwま、そっか。自分が親でもおかしくない年齢の子達だしな。
全体的な描写がポーラ美術館の展示室みたいなw、透き通った北欧の世界観で
ちょっと青春群像のノスタルジックな部分がより効果的に見える感じですね。
アジア、アメリカよりも。
そして、実在する彼らは現在も、しっかりと生きてその物語を繋いでるのも嬉しい。
バレエボーイズといっても、3人仲良くても各々がぶつかる壁。
共通して向かいたい先。スクールから進路決定の学校。そして、よりプロへの引き抜きのある学校。
誰もが通る、進路決定の15歳を、若いながらも決めなければいけない。
特に彼らのように才能がある者は、才能を開花させるか、やめるか、もっと咲かせるか。
みたいな葛藤が、なんというか甘酸っぱいような切ないような、いかんともしがたい感情を思い出されるね。
後なんといっても、不安定だったダンスも、いやそれでも十分上手いんだけど、
後半もう、もっともっと上手になってて、安定したもう確固たるバレエ。表情も手足の動きも臆する事なく表現できているのが
ダンサーとしての成長も素晴らしく。
この物語の後も、まだまだ彼らのダンスを見続けたいという気持ちになる作品。
そして、自分もダンスがんばろう!っていうw気持ちにさせてくれる。
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