深夜食堂の勝手口

深夜食堂をネタに筆者の思い出や思惑やつっこみが満載。
Ａさんはこう考えます、Ｂさんはこう考えます、みたいな感じで、自由に思考を飛ばせる部分や共鳴する部分。
また、筆者の歴史からみる日本の食の歴史的郷愁。

日本のノスタルジックな郷愁って自分の中にはまったくないし、むしろ捨て去りたい部分であるのだが、

オリジナルの深夜食堂、この著書である郷愁はなんだか心地が良い。

また、ドラマ化もされた作品だけに、ところどころ役者陣の思い出が出てくるのも嬉しい。

割とあっさり読めるのに、奥が深い一作であり、読み返す度にに違うことを感じそうでもある。
あっさり「面白い本」ていう言葉が最適かな。

原作読んで、ドラマ見て、そしてこの本を読んだら楽しさ３倍である。


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