ナイジェル・スレイターの自伝映画で、ちょっとずっと観たかった作品。
料理研究家としての、彼の番組でかなり料理を見てて、素材選びとセンスがよくて。
自伝映画なんてあるんだ?!書籍が先らしいけど、どのようにして現在のようになったのか、と。
Dlifeで、ナイジェルや、ジェイミー・オリバー、ジャーダ・デ・ラウレンティスのイタリアンとか
かなり観る!ってくらいこの3人の料理番組は好き。
ナイジェラ・ローソン、マーサ・スチュアートもけっこう観ます。
特に上記3人はざっくりレシピで、作っていくあたりが素敵。
そして、素材本来の味を壊さない調理。っていうセンスがGoooooooD!
なわけで、作品の話。
英国のちょっと田舎で長閑な生活の世界感から、、、、、え?缶詰とパンだけで人間て生きていけんの?
っていうところと、母の吸引器は、、、喘息なのか?!
そして、余命いくばくもなく、、、ていう展開。
食べてる物が悪すぎないか?と思うが。。。。薄命の運命の儚さがうっすら描かれてて。
庭師の兄さんにドキッとしてたあたりで、????っていう伏線。後述すると、そこ要だったりすんのかな、とも思うけど。
なにせ自伝なので、そこも描写として事実を描きたかったとこなのだろう。
そして、継母の登場。
主人公も青年へと。この二人。どっかで。。。。観たなと思ったら主人公の青年は
ピーターパン、チャーリーとチョコレート工場、ライラの冒険の少年:フレディ・ハイモア
伊藤英明に似てきたw 顔。っていうか、かなり大きくなったね。もうこんな青年なのか?!と祖父母のような感覚
継母はヘレナ・ボナム・カーター。
ビッチな女性ははまり役だね。こちらもチャーリーとチョコレート工場、レ・ミゼラブル、アリスインワンダーランドに出てたあの人。
この二人の競演合戦は、チャーリーとチョコレート工場以来ですね。
で、まぁ、父の愛欲しさにナイジェルは、料理上手な継母に勝つべく、料理の腕を鍛えていくので。
お別れの際に、「ありがとう」て言葉を吐くのも納得。そこまで意地悪でもなかったけど、割と意地悪なこの人のおかげで
切磋琢磨に磨き上げたわけだから。彼女あっての彼。
で、物語途中から、食べ過ぎ、太り過ぎな父が他界。
その前にロマンスがあったけど、ええええええ?だって彼女いるって言ってたのに、なんなん?
そして、大人への目覚めの兆しが見え始めた頃に、すべてを一新、独立して、歩み始めるという
そこで!!!料理人としてご本人登場!
おお、これから、どう大成していくんだ!?と期待したら、エンディングだったw
えええええええええええ。ここからのサクセスストーリーも観たい。暗い過去でほとんど作品終わったじゃねーか。
て感じで、なかなか面白かった。
元々のセンスと、飢餓感、屈折しそうな環境で、感覚は研ぎ澄まされたんだなと実感。
よく頑張った!また、彼の料理番組を改めて観たいね。
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