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ミラーズ

2009-01-18 11:48:35 | 映画
キーファーサザーランド主演のサスペンス・ホラー!
ホラー?ジャックが?というあたりで面白そうな予感が。

元旦に観に行ってきました。

なかなか、哀愁を漂わす男=キーファー。
似たようなキャラでダイハードのブルースウィリスがいるが、哀愁度合いはキーファーの方が濃厚。

今回の作品でも、それはかなり色濃くて。なんで、そんな不遇なw

それにしてもまた、老けたかな?役柄のため?と思わせる。

廃墟となったデパートを舞台に話が展開されるのだけど、なかなか良いテンポで先に進むには?
と、視聴者も謎解きをしているような感じさせる。

単なるホラー映画かと思いきや、なかなか、冒頭シーンの首掻っ切るとこや、
キーファー妹が口を裂かれていくあたりなど、期待を裏切らないところも良き点。
死体解剖のシーンはちょっと前後につながりなくウケル。

だいたい、最初のあたりで、この廃墟はヤバイって分かってるのに、何度も1人で足を運ぶキーファー。
そりゃ鏡の力に支配されるだろうよ。

火に巻かれるシーンがCG合成バリバリ感があって、もうちょっと何とかならないのか?と。
まぁ、でもキーファーの1人芝居が面白くて。

この人は「24」の時との相違点を探すのが面白い。

話もクライマックスになった頃に、無理やりな展開を見せ始め、あっという間にエンディング。
120分と、なかなか見ごたえ十分な作品。

また、ラストシーンも叙情的でよさげ。アメリカ映画だけにハッピーエンドかと思いきや。

それと、オリジナルが韓国映画だったからか?アメリカホラーで、水を使った効果方法てあまりないのに、
アジア圏によくある、水を使った効果方法がふんだんにあり、珍しいなぁ、と思ったものだった。

[ホラー映画の特徴]
欧 米:乾燥地域・キャラクター達立ち向かう・ハッピーエンド
アジア:湿地地域・キャラクター達逃げまくる・余韻残す
と何かで読んだが、今作品は両者を兼ね備えた新しいタイプでなかなか良かった。

ラスボスが最近ありがちなウィルスによって化け物になったゾンビタイプであること、
統合失調を使用しているあたり、妹とかぶるところがあって、病気の原因も個人的に解析することができたことや、
妖魔表現になっているが、実際、ほんとこんな感じなんだよね。暴れると。

獣のような顔つき、吠える

てあたり。では、何がそうさせるか?と、人間心理にいたる部分と根拠を探し観ていたんだよねw
どんだけ深く観てんねん!?てな。

映画同様、鏡の中の自分が1番の理解者だから、鏡が手放せない。
鏡を周りの者は取り除こうとする>自己世界の崩壊>暴れる

簡単な図式はこう。
他にも様々な感情の起伏と、自己世界の安定度により>暴れるか、暴れないかってところ。

となると、やはり、
深層心理の中にある、幼少期からの想いがキーとなり、そこを解放してやらないと現実に戻ってこれないんだと思われるわけ。

そこというのは、母親にとってはタブーな母親全否定な実績と結論しかないので、
支配欲の強い母の悪魔を呼び起こして、妹の心を解放せねばなるまいて。

これまでやってきた原因追求ではない治療で効果はでなかっただけに。そこがネックポイントだと考える。

とまぁ、ここまで考えれた映画ってところも良かった点かな。

さすが製作指揮もキーファーが噛んだだけのことはある!
しかし、なぜに?この映画に興味を持ったのか、尋ねてみたい。

また、この手のホラーオカルト系のキーファーも続作品を期待したいが、
コメディもいいかもな、などと。

24以外でもアタリを出さないと演技表現の広がりなさそうだし。

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