RX-7(FC3C)クラッチ交換もいよいよ終わりです。
さて匂いの原因は・・。
この発泡マットがマフラーに張り付いていました。
恐らく匂いの発生源はコレだと思います。
ただクラッチも交換予定には入っていたとの事でしたので良かったと思います。
その他、オーナーさんに見ておいて欲しいと言う事で確認と清掃だけしました。
オイル滲み、漏れがありましたのでオーナーさんに報告いたしました。
メクラブタが無いので、この点もお話ししたら雨漏りした時に外したとの事でこちらの対処もオーナーさんにお任せいたしました。
正常なエアフロの動き。
アクセル踏まず、セルだけ回すとこの様に若干動く程度だと思います。
さて、謎のサウンドエアフロ・・。
オーナーさんに報告したら、手持ちのエアフロを持って来て頂きまして、また症状がでたらさっさと交換しようと思いました・・。
(新品は製造廃止2024/4/8現在)
が、あっさりエンジンがかかり、時間置いて何度エンジン始動しても普通にかかります。
ダイアグには何も出ませんし、特に不具合(サウンド)は見られませんが、ダイアグにもでなく整備書要綱の点検方法でも判らない症例があると・・。
ある方から別の点検方法があるのでお聞きしまして、持ち込まれたエアフロを確認すると確かに正常と言われる動きになります。
ただ、着いているものがその動きかは不明で(トラブルが出てない)オーナーさんと相談した結果暫く様子見て、頃合い見て着いているエアフロを調べてみるとの事でした。
(それなりに作業スキルのある方なので点検方法をお教えしました)
一応、その点検方法についてお聞きしたところ、その点検で選別したエアフロは調子が良いそうです。
(FCの特殊なエアフロですが、構造的(砲弾形状の物が前後する)にスライド抵抗の様な物が特定の条件で抵抗数値が変化するものが変化しない?)となるかなと・・。
あのエアフロの動きでエンジンが掛からない場合、知らないお店等はエンジンがダメでエンジンオーバーホールって言われてしまうかも知れません。
エンジン始動時にエアフロから断続的な音がしましたらそれは異常ですから確認してください。
今回の症状の原因ですが明確な物は判っておりません。
ただ始動時の環境は雨上がりで湿度が高く気温が低かったと言う、ロータリーエンジンの始動には適さない環境ではありました。
でも、80年代の車両と言ってもインジェクションですからね。。
しかも前期ならいざ知らず後期ですからねって感じです。。
環境的な要因とエアフロの経年劣化等合致する条件があるとこの様な症状になるのか?
その点は判りません。
今回の作業のオチはクラッチ交換と言う本来の作業より謎のエアフロ症状に全部持って行かれました。。笑
その様な案件でした。
謎は謎のままではありますが、ひとまず無事にお納められて良かったと思います。