I-feelinブログ

FDのエンジンが掛からない~?

今回のご依頼は先月からの引き続きの車両です。
このお車の最初のご相談がブーストがかからないとの事でした。

その後、ご連絡を戴きエンジンがかからないとのご相談を受け、JAFさんに頼んで車を持ってきてもらいました。

お話を聞くと。

点火コイルは、中古で交換済み。
CPUはパワーFCからノーマルCPUに交換済み。(後にこれが問題となる事が、この時点では判りませんでした。)
プラグは手持ちの新品に交換済み。
等と言う事でした。

早速チェックをすると、AACバルブのコネクターは外れているわ、圧力センサーの配管も刺さっていません。インテークパイプのホースも亀裂が入ってエアを吸っていました。

まずは目視で発見したトラブルを修理しました。
エンジンは掛かる様にはなりましたがどうにも掛かりが悪く、しかも途中で突然止まったりしました。

燃料系をチェック
点火系チェック
コンプレッションチェック

そしてダイアグを掛けると
05のノックセンサー信号系
11の吸気温センサー信号系
40ソレノイドバルブ系のパージコントロールバルブ系統
42、43のソレノイドバルブ系
42はターボプリコントロール系統
43はウエストゲートコントロール系統
50のソレノイドバルブ系
ダブルスロットルコントロール系
と出るわ出るわ。。

まずこれらの配線を点検、ソレノイドとセンサーは交換。
インジェクターも点検、洗浄。

各部品が揃い交換するもエンジンが掛かりません。
そしてここで、先のノーマルCPUかコネクター部もしくは配線が怪しいと言う事になりました。
しかし、CPUや配線に問題あるならここまでの状態ならダイアグコードが出ると思うのですが、出ないのが何とも不思議でした。

半分ダメ元で見ると・・。

!

ナントCPUのコネクターがロックがかかるまでキチンと刺さっていませんでした。
しかも4個刺さる所、しっかりはまっていたのは一箇所のみ。
残る3個は・・。
そう、中途半端に刺さっている状態だったのです。

これを一度抜いて、しっかり刺してキーを捻ると・・・。

やった~!

エンジンが掛かりました。
しかも調子が良さそうにアイドルしています。

ダイアグコードも出ないし、トラストのタッチも使い作動状況をチェックしましたが、特に問題なさそうです。
数日は、冷間時、温間時の始動性と再度チェックをして問題なければお客様にお渡し出来るメドが経ちました。

ただ、車検証のステッカーの期日が切れているので残念ながら試乗は出来ませんのでブーストは公道に乗れる様になってから確認したいと思います。


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