この前から図書館で借りて読んでいるこの本(集英社、1200円+税、2010年2月発行)は、
初段程度の知識のある人(私のような)に本当にうまく書かれている
(今までこんなにわかりやすい本に出合ったことがない)と思うので、推薦したいと思います。
こう打つとどうして良いのか、悪いのかの基本が本当に丁寧に書かれています。
マンガ的でもあり、非常に読みやすいです。
内容は4章からなり、
第1章は互先の星どうしの対局をお互い最善の手で進めていく。
その中で、三々、攻めの基本、定石、ヨセ、終局を解説。
第2章は互先で星対小目での対局を通して、
定石、模様の荒し方、サバキ、石の連絡、ヨセを解説。
第3章は4子局の置き碁を通して、
白のかく乱(ハサミ、打ち込み、キリチガイ)に乱されない戦い方を解説。
第4章は隅での石の殺し方や生き方を例題で解説。
私はまだ、第4章を一部しか読んでいませんが、はじめの部分だけでもよく理解できます。
この本は、何回も読むと本当に勉強になる気がします。