先日、このテレビの一部を見た。
本当にすばらしい番組だった。
どう、すごかったのかは、見ていただくしかないが、
この中村哲という医師がアフガニスタンの人を指導して(医師と言うより土木技師の仕事をして)、
砂漠であったところに水を引き、緑の大地にするのだ。
どのようにして、そのようにするかというと、簡単に言えば、
① じゃかごという、針金で組んだかごに石を入れて、擁壁のようにして、用水路を作る。
②現地の山の大きな石を重機で運び、大きな川の一部をせき止めて取水口を作る。(こう書くのは簡単だが、これが非常に難しい)
③取水口から水を引き入れる。(引き入れてもどこかで用水路が破綻することがよくある)
④稲作をする。
⑤もみを手で岩に打ちつけて脱穀する。
というような手順で、何年もかけて緑にしていった。
おかげで、60万人くらいの人がその恵みで生活できるようになったらしい。
中村医師は本当に感謝されていた。(それでもアフガニスタン全体から言えば、わずか)
しかし、そうしたことが行われていない所では、食べるために、傭兵に志願して政府軍や反政府軍に雇ってもらうしか生きる道がないという。
ふだん、食べるだけの生活なんてと思っているが、「食べる」ことができて、「家族が一緒に仲良く暮らす」ことのできる幸せが「本当の幸せの底辺」であることを教えてもらった。
本当にすばらしい番組だった。
どう、すごかったのかは、見ていただくしかないが、
この中村哲という医師がアフガニスタンの人を指導して(医師と言うより土木技師の仕事をして)、
砂漠であったところに水を引き、緑の大地にするのだ。
どのようにして、そのようにするかというと、簡単に言えば、
① じゃかごという、針金で組んだかごに石を入れて、擁壁のようにして、用水路を作る。
②現地の山の大きな石を重機で運び、大きな川の一部をせき止めて取水口を作る。(こう書くのは簡単だが、これが非常に難しい)
③取水口から水を引き入れる。(引き入れてもどこかで用水路が破綻することがよくある)
④稲作をする。
⑤もみを手で岩に打ちつけて脱穀する。
というような手順で、何年もかけて緑にしていった。
おかげで、60万人くらいの人がその恵みで生活できるようになったらしい。
中村医師は本当に感謝されていた。(それでもアフガニスタン全体から言えば、わずか)
しかし、そうしたことが行われていない所では、食べるために、傭兵に志願して政府軍や反政府軍に雇ってもらうしか生きる道がないという。
ふだん、食べるだけの生活なんてと思っているが、「食べる」ことができて、「家族が一緒に仲良く暮らす」ことのできる幸せが「本当の幸せの底辺」であることを教えてもらった。