そろそろ♪

映画『ハン・ソロ』を見ました。
今回は映画館へは観に行っていないので、ブルーレイでの鑑賞がお初となります。

なぜに劇場へ行かなかったのか？については、３つ理由があります。

まず、本作の制作途中で監督交代劇があったということ。
私個人としては、『くもりときどきミートボール』『２１ジャンプストリート』『レゴムービー』等でぶっ飛んだギャグセンスを見せてくれていたフィル・ロード＆クリス・ミラーのコンビがスター・ウォーズの世界をいい意味でどう破壊してくれるのか？とても期待してたんです。
ですが、結果として彼らの自由な撮影手法に不満を持った製作者たちの力で降板させられることとなり、ベテランのロン・ハワードがその後を継ぎました。
ロン・ハワードが作れば優等生な作品にはなるだろうけど、ロード＆ミラーの生み出す驚きも無いだろうな・・・ということで興味が失せたのが１つ目の理由。

２つ目の理由はここ数年続いている毎年『スター・ウォーズ』祭り。
『エピソード７』の翌年に『ローグワン』があって、その翌年には『エピソード８』、その翌年には『ハン・ソロ』。
でもって私のようなファンからすれば、ブルーレイ化されれば買って家でも見るもんですから、半年に１本は『スター・ウォーズ』観てる感覚なんですよ。
霜降りステーキがいくら好きと言っても、それを毎週食べてたらありがたみも無くなるし、なにより飽きるじゃないですか。
正直、そんな気持ちになっちゃってたのも事実です。

そして最後、３つ目の理由はディズニーさん、３Dブルーレイ高すぎ！
ディズニーさんのブルーレイ商品、

以前はDVD＆ブルーレイセットを購入した人は、プラス１０００円出して3Dブルーレイを購入できるってシステムでした。
なのに最近はといえば、４Kディスク付きの高額なセットを買わないと3Dブルーレイを入手できないんです。
ディズニーさん、４Kディスクの欲しい人にとって3Dブルーレイはいらんもんでしょう？
だって、今世の中に出回っている4Kテレビには3Dを見る機能がほぼ全機種と言って良いほどに付いて無いじゃ無いですか。
私なんてその逆で、3D映像が楽しめないのが理由で４Kテレビには全く興味ないんです。
4Kディスクと3Dブルーレイ、コレを抱き合わせにする意味ってどこにあるんですか？？？
とはいえ、コレを買わないことには家で3D映像は楽しめないというわけで、毎度ブーブー言いつつ購入しております。

アニメにマーベルにスター・ウォーズ、不必要な4Kディスクをこれだけ買わされてるんですから、文句言ってもいいですよね？？？
せめてもの抵抗は、劇場での鑑賞もしくはブルーレイ商品購入のどちらかを止めるしかないんです。
普通ならブルーレイ買わなきゃ良いじゃんって思われそうだけど、愛犬のことを思えば・・・劇場行きを諦めるしかありません。（今後もね。）

そのような訳で、ようやく『ハン・ソロ』を3Dブルーレイで見ました。
感想ですか？もちろん面白いに決まってるじゃないですか♪
さすがは今や名匠のロン・ハワード！！！
弟さんもバッチリ登場してましたね。（＾＾）

世の中には本作に関して「主人公のオーデン・エアライクがハリソン・フォードに似てない」とブーブー言ってる人がいらっしゃるようですが・・・
彼が演じてるのはハリソン・フォードではなくてハン・ソロというキャラクターではないでしょうか？
それを言うたら『００７』シリーズのジェームズ・ボンド役は、ジョージ・レイゼンビー以降誰一人としてショーン・コネリーに似てへんやないか！！！（笑）
映画もドラマも演劇も、本人役ではない限りは誰もがその「キャラクター」を演じてるんですよ〜。
大事なのは見た目じゃなくて演技の中身、どこまでそのキャラになりきってるかです。
オーデン演じるハン・ソロは、続編が見たいって思えるぐらいに魅力たっぷりでした〜♪