冤罪被害が発生する一因として、警察官が強い先入観で違法な取り調べを行い、その結果被疑者が虚偽の自白をしてしまうケースがあります。
のちに冷静になった警察官は「この人は本当に犯人なのか?」と疑問を抱くことがあるかもしれません。
しかし、違法な取り調べを行ったという潜在的な罪悪感や、失敗を隠したいというくだらないプライドが邪魔をし、最悪の場合、証拠を捏造してしまう場合もあるでしょう。
裁判官の中には、警察や検察の主張を疑わず、「自白があったのだから、この被疑者は真犯人だ」と安易に判断し、死刑を言い渡すケースすらあるようです。
さらに問題なのは、「証拠は不十分だし、本当は無実かもしれない」と疑いながらも、自己保身から都合の悪いことには目を瞑り死刑を言い渡す裁判官も存在します。
裁判は三審制(初審、控訴審、上告審の3段階の審査)ですが、運悪くこのような裁判官ばかりに当たってしまうと、無実であったとしても死刑が確定し、何年、何十年も拘束されたあげく、刑が執行されることになります。
そして、このような悲劇が実際に起こった例が、★ 1966年6月30日に発生した袴田事件 ★ なのです。
冤罪の被害者、袴田巌さんは、「世界で最も長く収監されていた死刑囚」としてギネスブックにも登録されています。
袴田さんが死刑執行にならなかったのは、① 多くの人が彼の無実を信じて声を上げていることと、② 静岡地裁の裁判官が、再審開始を認めて裁判のやり直しを命じ、証拠捏造の可能性に言及したうえで、「耐え難いほど正義に反する状況にある」と、袴田さんの拘置停止を命じたことによります。
ちなみに袴田さんの無実を確信し、「警察官の捏造」にまで言及した立派な裁判官と元裁判官は3名 ( 熊本典道さん、村山浩昭さん、大善文男さん ) 存在します。
( マイケル注:3人目の大善氏は、僕等の石垣陽介氏がさいたま地裁の民亊5部在籍中に、さいたま地裁の所長として勤めていたことがあります。その後任者が、僕等が令和4年(ワ)21202号で訴えた吉村真幸所長なのでした )
「 審理が尽くされていない 」として下級審に差し戻した裁判官は2名 ( 林道晴さん、戸倉三郎さん ) ですが、捏造には言及していないようです。
私が調べたところ、袴田さんの裁判に関係した裁判官は30名以上います。
拷問の上自白させた警察官や検察官まで含めると50名以上にのぼるようです。
死刑を宣告した30名の裁判官のうち、勲章を授与された者が故人も含めて驚くほど多く、★ 近いうちに袴田さんの無罪が確定した場合、相当大きな社会問題になると考えられます。
裁判官でありながら、警察官の捏造を見抜けず ( 見抜こうとせず )、無実の人を絞首台に送ろうとした裁判官に、勲章が授与されるなんてことがあってはなりません。
私たちも経験済みですが、裁判所は関係者が多くなれば多くなるほど、金縛り状態になる組織です。
彼らは自身の不用意な発言 ( 実際は正義の発言 ) で、裁判所村に荒波を起こすことを極度に恐れます。
ちなみに私たちの被害は以下のとおりです。
① 私たちの訴訟を担当した石垣陽介裁判官が自身の杜撰な仕事ぶりを隠ぺいするために調書の改ざんを書記官に依頼し ―――
② 石垣裁判官が作成したとされる判決文の100を超える誤記を二審の裁判官 3名が握りつぶす ―――
③ そして石垣裁判官を事実上の被告とする国賠の担当裁判官が、事実を改変してまで彼を庇いました ―――。
( マイケル注:具体名をあげます。令和4年(ワ)第3333号事件担当の、57期の丹下友華裁判官。僕等の提示した石垣陽介裁判官の「 誤記 」と「 裁判調書の改竄」を公判の間中一言も審理しなかった彼女は、R20.4.1、僕等の一審の判決後、現役裁判官から司研民裁の教官に飛ばされています )
これだけでも、10名以上の裁判官と書記官が関係します。
袴田事件に関係する裁判官30名のうち3名のみが良心的な裁判官だと言えますね。これは単純計算で10%になります。
袴田事件についてご存知ない方は、以下の事件の概要と関係者一覧をご覧ください。
日本弁護士連合会のサイトを参考にさせてもらきました。
1. 事件の概要
1966年6月30日、静岡県清水市の味噌製造会社専務宅が全焼し、家族4人が刃物でめった刺しにされ、死体になって発見されました。
警察は当初から従業員だった袴田巌さんを犯人と決めつけ、違法ともいえる厳しい取り調べの末、自白させ、同年8月18日に逮捕しました。
袴田さんはかたくなに否認していましたが、連日連夜の残虐非道な取調べにより自白してしました。当然のことながら、公判では否認に転じました。
袴田さんも「裁判官はみな公正中立であり、警察官による拷問で自白させられたような供述など無効と判断してくれるに違いない。そもそも自分はやっていないのだから、証拠もないのに罪になるはずがない」と考えたはずです。
多くの日本人は「裁判官は正義の人であり、その公正中立な良心により、正当な判断を下してくれるに違いない」と考えているでしょう。
でも、実際は平気で嘘も吐きますし、事実さえ都合よく改変する人間もいます。
おまけに判決文もまで誤記だらけです。本人が書いたのものかさえ怪しいくらいです。
もちろん、言うまでもなくそんな裁判官ばかりでないのは私たちも十分承知していますが、私たちが関係した複数の裁判官はそうでしたし、袴田さんが関係した裁判官の多くもそのような連中でした。
民間企業なら、お客さまや上司に叱られ、それでもいい加減な態度を続けるのなら、その社員はいずれ解雇されるでしょう。
公務員の給料は税金なので、杜撰な職員がいても、ほかの職員にはまったく影響がないから、お互いに庇い合うのでしょうか。
とくに裁判官の場合は、一応、「上司も部下もなく独立している」ということになっているので、無能な職員はこっそり過疎地に飛ばすくらいが関の山です。減給もありません。
ちなみに袴田さんの取り調べに当たった警察官は、「拷問王で冤罪王」でもあった紅林麻雄から、直接指導を受けたとされる静岡県警の連中でした。
2.事件の経緯
繰り返しますが、警察は逮捕後も連日連夜、猛暑の中で取調べを行い、袴田さんを疲弊させ、自白に追い込みました。
ところが、袴田さんの自白の内容はころころと変わり、動機についても最終的には「金がほしかった」ことによる強盗目的の犯行であるとされました。
当初は犯行着衣とされていたパジャマについても、公判中に静岡県警の鑑定が信用できないことが明らかになった途端、警察官が新たな証拠(味噌タンクに隠された衣類を捏造しました。
犯行から1年2ヶ月も経った後、味噌タンクの中から、事件当日袴田さんが着ていたとされる5点の着衣が突然発見されるのです。
これは中学生が見ても「稚拙な捏造」とわかるほどの不可解なものでした。
人並み以上の知的能力を持つはずの裁判官が、こんな捏造に気づかなかったのは不自然だとしか言えません。
証拠を捏造する警察官が一番悪いとはいえ、ここまであからさまでわかりやすい捏造を捏造だと指摘できなかった(しなかった)裁判官らも同罪だと言えます。
3. 冤罪の疑いが強いこと
袴田さんの自白調書は、捜査機関の思い込みがそのまま作文されているようなものです。それを正当化するために、露骨な捏造を行ったとしか考えられません。
味噌タンクから発見された5点の衣類は、非常に不自然な点が多数あり、弁護団の実験でも、1年2か月も味噌につけられていれば、衣類はこげ茶色に変色し、血液は黒色に変色することが明らかになっています。
さらに、ズボンに至っては、袴田さんにはサイズが小さすぎて、着衣実験では腿の辺りまでしか履けませんでした。
裁判官によると、★ ズボンは1年2ヶ月間も味噌タンクの中にあったために縮んだそうです。
( マイケル笑:陰謀論の地球平面論かあ!? 非科学極まりなし w )
ここまで常識が欠落していたら、裁判官どころか、日常生活を送るのことにも支障が出るくらいでしょう。
4.裁判の経緯
第1審の静岡地裁では、自白調書の44通を無効とし、1通の検察官調書のみを採用して、袴田氏に有罪を言い渡しました。
自白調書45通中44通も無効なら、どう考えてもかなり疑わしい取り調べだといえます。
1通だけ有効にしたのも静岡地裁の裁判官によこしまな意図があるのではないかと疑ってしまいますよね。
そもそもその調書は現場にいた警察官が作成したものでしょうか。
でなきゃ、虚偽公文書作成罪ですぞ。
1980年11月19日、最高裁が上告を棄却し、袴田さんの死刑が確定しました。
その後、紆余曲折あり、袴田さんは死刑囚という濡れ衣を着せられたまま、釈放されています。
次は、関係者全員のプロフィールです。
A.被害者家族の生存者
橋本昌子氏
袴田巌氏が勤務していた味噌会社の専務の長女。事件当時、わずか19歳でありながら反社の男と交際し、素行が悪く勘当されていた。
5人家族の唯一の生き残りである。事件直後から、「袴田さんが怪しい」と警察に証言していた。
静岡地裁が再審開始を決定し、2014年3月27日、袴田氏は東京拘置所から釈放されたが、翌28日に自宅で死亡しているところを発見された。
警察によると事件性はないとのこと。晩年は精神に異常をきたしていたとされ、自死だと言われている。
※ 役職の記載は、基本的に事件当初のもの。
B.捜査にあたった静岡県警の警察官
①紅林麻雄 1908年〜1963年
静岡県警の警察官。「昭和の拷問王&冤罪王」。
袴田氏を直接取り調べたわけではないが、静岡県警では、紅林の影響、指導を受けた刑事らによって冤罪を生み出すシステムが代々受け継がれていた。
紅林は多くの冤罪が発覚し左遷され依願退官。新たな冤罪が発覚した直後、突然死した。
②松本久治郎警部(主犯格・捜査主任)
袴田氏逮捕から起訴まで連日12時間以上の過酷な取り調べを行う。袴田氏を暴れている酔っぱらいの隣に寝かせるなどの違法行為をおこない自白を強要。さらには証拠まで捏造した。自白に成功させるが公判では不採用となる。
③羽切平一警部
袴田氏に自白をさせるが、公判では不採用。
④住吉親警部補
袴田氏が盗んだ現金を送ったとされる女性を取り調べる。
⑤岩田竹治警部補
1967年9月12日、袴田家の家宅捜索でズボンのとも布(味噌樽の中のズボンの裾、サイズ調整で裁断された布)を見つけた。もちろん捏造証拠。
袴田氏が犯人である証拠だとされる衣類は、彼の体格にまったく合っていないズボン、母親が事件後に購入しタンスにしまっていた緑の下着、1年2ヶ月も味噌タンクの中に入っていたにも関わらず鮮血が付着したシャツなど、素人目でも不可解なものばかりである。
⑥松本義男巡査部長
自白調書を作成。「袴田はこぶしを作って顔を上げてぽろぽろと涙を流して、申し訳ありません。私がやりましたと」と自白したとされるが、録音にはその場面がない。息をするように嘘をつく、見下げ果てた虚言癖の警察官。公判では不採用となる。
⑦森田政司巡査部長
袴田氏の身体検査をした警官、味噌タンクの中に血液の付着した証拠の衣類を発見。当然森田が仕込んだものでしょう。
C.検察官
警察の発言を鵜呑みにし、不可解な証拠をそのまま採用。袴田氏の死刑を求刑。
2023年10月現在、いまだに死刑を求め続けている。まるで金日成、金正日の名誉を守ろうとしている金正恩のようである。
①吉村英三
静岡地検捜査検事。袴田氏に自白をさせる。供述調書45通のうち44通は「証拠能力がない」と却下されるも、この男の調書1通だけは採用された。
②岩成重義
静岡地裁公判検事。袴田氏に一審で死刑を求刑した人物。
③猪囗民雄
東京高裁公判検事。控訴の棄却を主張した人物。
④竹村照雄
最高裁公判検事。上告棄却を主張した人物。「一検察官の軌跡」という本を書く。380円で古本が絶賛発売中!
D.一審の静岡地裁裁判官
①石見勝四(裁判長)
判決文に責任逃れの「赤面付言」あり。
「本件捜査のあり方は、『実体真実の発見』という見地からはむろん、『適正手続の保障』という見地からも、厳しく批判され、反省されなければならない。本件のごとき事態が二度とくり返されないことを希念する余り敢えてここに付言する」」としながらも死刑判決をくだす。頭と精神がバラバラになった人物。
非常に卑劣な男である。45の供述のうち1つしか採用せず、捜査のあり方に問題があるとしながら、平気で死刑を言い渡す常人にはとうてい理解不能な人物。
②高井吉雄(9期)
生年月日 S1.12.28
出身大学 早稲田大
S49.4.10 依願退官
石見にひたすら追従するだけのヒラメ裁判官。なぜか47歳で依願退官。
③熊本典道裁判官(15期)→弁護士
生年月日 S12.10.30
出身大学 九州大
S44.4.10 依願退官
31歳で依願退官。この中で唯一、袴田氏に謝罪した裁判官。秘匿されなければならない合議制の内容を公表している。
袴田氏の無罪を確信しながらも、石見と高井を説得することができず、袴田氏に死刑判決をくだすことになる。裁判当時は30歳の判事補だった。
翌年依願退官し、お酒に溺れ荒れた生活を送るが、2006年冬、当時パン屋で働いていたパートナーと出会い、袴田氏を支援する活動に加わる。
2007年に元担当判事として袴田巌の無実を訴える。同年6月25日には再審を求める陳述書を最高裁に提出。
2018年1月9日入院中の病院で、地裁の法廷以来約50年ぶりに袴田巌氏との対面が叶う。2020年に他界。
E.控訴審東京高裁裁判官
④横川繁雄(裁判長)
袴田氏が味噌タンクに隠されていたとされるズボンのサイズが小さすぎて履けないことについて、「1年以上みその中にあったので縮んだ」と謎持論を展開したオトボケボケボケ裁判官。袴田氏の控訴を棄却。
( マイケル注:お前がかあ、横川~!?(# ゚Д゚) )
⑤柏井康夫(2期)
生年月日 T6.5.10
出身大学 東大
S57.5.10 65歳で定年退官
叙勲 S62年秋・勲二等瑞宝章
⑥中西武夫(20期)
生年月日 S19.3.23
出身大学 早稲田大
H14.11.15 58歳で依願退官
叙勲 H26年春・瑞宝重光章
F.上告審最高裁裁判官
⑦宮崎梧一
1914年5月5日 〜2003年3月5日
昭和59年5月に定年退官
2007年88歳で他界
⑧塩野宜慶
1915年5月23日 〜2011年1月22日
昭和60年5月に定年退官
1987年、勲一等瑞宝章受章。
2011年95歳で他界
⑨塚本重頼
1913年7月24日 〜1992年4月10日
1981年10月依願退官(病気)
1985〜1991年服部セイコー監査役就任。趣味は温泉めぐりや8ミリ映画、外国旅行だとさ。
藍綬褒章(1970年)
勲一等瑞宝章(1985年)
⑩木下忠良
1916年1月15日 〜1991年8月17日
昭和61年1月に定年退官
1988年勲一等瑞宝章受章
⑪栗本一夫
1912年5月27日 〜1992年11月27日
昭和57年に定年退官
栗本慎一郎氏の父親
G.第1次再審請求審静岡地裁裁判官
⑫鈴木勝利(裁判長)(20期)
生年月日 S14.3.5
出身大学 中央大
H12.12.4 61歳で依願退官
叙勲 H18.1.1瑞宝中綬章
⑬伊東一廣(30期)
生年月日 S25.9.12
出身大学 不明
H26.3.10 63歳で依願退官
※ 最後は四日市支部
もしかして、あなた、袴田さんの死刑に反対されましたか?
⑭内山梨枝子(41期)現役
生年月日 S35.8.12
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R7.8.12
R4.4.1 ~ 長野地家裁松本支部長
H.第1次再審請求即時抗告審東京高裁裁判官
⑮安廣文夫(裁判長)(21期)
生年月日 S19.8.23
出身大学 東大
H21.8.23 定年退官
叙勲 H26年秋・瑞宝重光章
鑑定人の尋問も一切せず、勝手な判断で「弁護側の証拠は信用できない」と切り捨てる。極めていい加減な人物である。
⑯竹花俊徳(28期)
生年月日 S22.10.18
出身大学 中央大
H24.10.18 定年退官
叙勲 H29年秋・瑞宝中綬章
⑰小西秀宣(27期)
生年月日 S24.3.27
出身大学 東大
H26.3.27 定年退官
叙勲 R2年春・瑞宝重光章
ここ日本では、勲章の価値はゼロどころかむしろマイナス。袴田さん無罪決定で、全員没収望む!
J.第1次再審請求特別抗告審最高裁裁判官
⑱今井功(16期)
生年月日 S14.12.26
出身大学 京大
H21.12.26 定年退官
叙勲 H23年春・旭日大綬章
⑲古田佑紀(21期)
生年月日 S17.4.8
出身大学 東大
H24.4.8 定年退官
叙勲 H25年秋・旭日大綬章
⑳中川了滋
1939年12月23日 〜
金沢大学出身大学
2008年 金沢大学より名誉博士号(金沢大学の出世頭?)
2009年 最高裁判所判事定年退官
2011年 旭日大綬章を受章
㉑津野修
生年月日 S13.10.20
出身大学 京大
H20.10.20 定年退官
叙勲 H21年秋・旭日大綬章
K.静岡地裁再審開始決定
㉒村山浩昭裁判長(35期)
生年月日 S31.12.21
出身大学 東大
R3.12.21 定年退官
叙勲したい(by あかね)
2014年(平成26年)3月27日に静岡地方裁判所が、再審開始を認めて裁判のやり直しを命じ、証拠捏造の可能性に言及し「耐え難いほど正義に反する状況にある」と、袴田さんの身柄の解放(拘置停止)を命じた。
検察官の即時抗告により再審開始決定が確定するまでに実に9年もの時間が経過。現在村山氏は弁護士として袴田氏をサポートしている。
㉓大村陽一裁判官(51期)
再審開始を認めた陪席裁判官
生年月日 S46.2.9
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R18.2.9
R4.4.1 ~ 名古屋地裁5刑部総括
㉔満田智彦裁判官(62期)
再審開始を認めた陪席裁判官
生年月日 S57.5.22
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R29.5.22
R3.4.1 ~ 佐賀地家裁判事
第2次再審請求即時抗告審
㉕大島隆明(裁判長)(32期)
生年月日 S29.7.28
出身大学 東大
H30.8.3 64歳で依願退官
静岡地裁の再審査開始決定を取り消した「耐え難いほど正義に反する裁判官」。定年直前に逃走!
※ このあたりから、現役が増えます。
㉖菊池則明(39期)
生年月日 S34.5.13
出身大学 中央大
定年退官発令予定日 R6.5.13
R3.9.20 ~ 新潟家裁所長
家裁? 新潟は良いところでしたね。( マイケル告:うん、若旦那の料理とノドグロが絶品だった。あと信濃川のスケールと雄姿。また行こうか w )
㉗林欣寛(57期)
生年月日 S53.9.6
出身大学 不明
R4.4.8 ~ 札幌高裁事務局長
北海道、冬は寒いでしょ?( マイケル注:いやいや、旭川の石垣クンのほうがもっと寒いよ )
L.第2次再審請求即時抗告審
㉘林道晴裁判官(34期)
生年月日 S32.8.31
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R9.8.31
R1.9.2 ~ 最高裁判事
請求を棄却した東京高裁決定を取り消し、審理を高裁に差し戻す決定をした。
「審理が尽くされていない」としているが、あまり時間をかけないでほしい。証拠捏造の可能性も指摘してほしかった。
ーーーー たぶん、このあたりが「 司法のタブーの瀬戸際 」なんだと思う。
審理が尽くされていない、というまではいい。
けれどもそれ以上、警察の証拠捏造って点まで司法が引っぱっていってしまったら、
これは「 誤審 」のレベルから一気に「 司法と警察と検察の犯罪 」にチャートインしてしまう。
そんなダイナマイトの導火線に発火するなんて役、自分はやりたくないよ ――― っていうのが恐らく公務員の情緒の平均偏差値なんでしょう。
原理は分かる。体裁を守りたい気持ちも組織の理屈も分かる。
で、ずるずるとかつての大東亜戦争とおんなじ泥沼に突き進むわけだ(笑)
もう、下らない!!
リチャードコシミズより下らない!
司法は前大戦末期の日本軍と一緒だよ ――― もう救いようがないくらいに下らない!!( マイケル )
㉙戸倉三郎裁判官(34期)
生年月日 S29.8.11
出身大学 一橋大
定年退官発令予定日 R6.8.11
R4.6.24 ~ 最高裁長官(ゴール!)
同上
M.第2次再審請求差し戻し審高裁判事
㉚大善文男裁判官(38期)
生年月日 S34.11.3
出身大学 早稲田大
定年退官発令予定日 R6.11.3
R2.3.30 ~ 東京高裁2刑部総括
H31.2.25 ~R2.3.29 さいたま地裁所長
再審開始を認める決定を出す。
事件の約1年2カ月後に工場のみそタンクから見つかり犯行着衣とされた「5点の衣類」について、「捜査機関による隠匿の可能性が極めて高い」とし、証拠が捏造された疑いに言及。「袴田さんを犯人と認定することは到底できない」と発言。
検察の即時抗告棄却。
N.静岡地検
奥田洋平次席検事
「有罪主張を粛々と行う」
はっ??
検察
「自白を唯一の頼りに強引に起訴した事案ではない」
袴田さんの犯人性について「相応の疑いがあるのは間違いない」
私たちと違う世界を見ているのかとも思えるほどの不可思議世界の住人たち・・・。
袴田事件の概要を知る大多数の国民が、袴田さんの無罪と警察官による証拠の捏造を確信しているというのに、卓越した頭脳と常識、正義を持ち合わせていなければならないはずの検察官や裁判官が、拷問に近い取り調べや稚拙な捏造を問題視しないのか?
やはり、関係者が雪だるまのように増えていくことにより、自分が発言したことで、多くの司法関係者や警察、検察に悪い影響を及ぼすことを恐れているのでしょう。
これが、たった1つのコミュニティにしか属していない人たちの圧倒的な弱さなのです。
無実の人を殺すことより、ちっぽけな村落を追い出されることの方がよほど恐ろしい。こんな状精神態には死んでもなりたくはないですね。
人間、勲章をもらってあの世に行ったらハッピーエンディングなんてことは絶対にありません。
みなさん、よく遊んでよく学びましょう。( あかね )
――― ナイスジョブ、あかねさん!(^0^/
しかしながら、あかねさんと2人で袴田さんの冤罪事件を見ていって、僕等が気づいたのは「 国家公務員たち 」っていうのは結局のとこ「 バディー 」じゃなくて「 共犯者 」なんだな、ということ。
僕等の追ってる石垣陽介の「 108つの誤記 」と「 裁判官による裁判調書の改竄問題 」には、この袴田冤罪事件のような被害者がいないからおよそドラマチックには見えがたいんだけども、司法の手が法律に従わず超・法規的な恣意でもって審理を動かしたという事実は、全くこの袴田事件と同じです。
ニンゲンってこれほどまでに「 自分 」と「 自分の立場の安寧 」だけが大事な生き物なんだなあ、と思うとついため息が漏れちゃうね。
身分もクラスも財力も権力も関係ねえよ。
自分の良心でもって動ける人間がここまで少ないのか、という事実は、今更ながら僕を愕然とさせました。
まあ、今回の再審事件は、海外でも相当注目されているからねえ。
あんたらの狭っちいレトロな昭和感覚で袴田さんの有罪をゴリ押ししたりしたら、これはもうニッポン司法の死が間違いなく訪れることでしょう。
あんたたちは先進国ニッポンの中枢にいまだ居住できている貴種だと自分らでは思っているかもしれないけど、
時代の流れと共に日本司法の世界ランキングは途轍もなく低下しちゃっていてね、
いまのあんたらの職場の位置座標はもはや世界の「 辺境 」といっちゃってもいいくらい。
正義よりお家が大事で、女性進出ランキングも世界最下位近く、スラップ訴訟の判例もいまだポピュラーになってないし、その感性は「 司法 」というよりもう「 幕府 」って呼称したほうがふさわしいほど(笑)
そんなあんたらの転落に合わせるように浮かんできた、以下2つの象徴的な事件を見てごらんよ。
TV局に、マスコミに、政治にまで栄華を誇ったジャニーズ帝国の死 ―――
権力で揉み消そうと企んだことが返って致命傷となった、木原事件の再捜査の決定 ―――
時代の歯車は、ねっ、もう上2つの大事件にほとんど判決を下しちゃっているんですよ、これはもう。
袴田有罪説をいまだ振りまわす検察なんて、まさしくこれ、硫黄島の「 万歳突撃 」みたいなものなんじゃないの?
愚行、誤魔化し、公( おおやけ = つまりは他人のこと )を全く大事にしない、恐ろしい時代がやってきました。
海の向こうではロシアとウクライナ戦争が相変わらず続き、さらに罪深い香りのするイスラエルとパレスチナの究極戦争も先月発火しました。
連日ガザ北部で一般市民めがけて空爆しているイスラエルの蛮行は、占領下のパレスチナ人をこの際全員追い出したろ、という悪魔的所業だと僕には見えるんだけど。
ただ、僕にしてもこのように醜さ満載のJAPANに生息してるわけだから、どうしてもイスラエル追及には力が抜けていってしまうんだよなあ。
だって、罪深くて、醜くて、小狡いだけじゃない、いま現在のJAPANってさ・・・
他国の非難する資格なんかあるんかい!? と、ついつい弱気になってしまうのよ。
でもね、ホントに清廉で潔白なひとなんてどこにいんのよ?
毎日毎日聴こえてくるのは、戦争と犯罪と誤魔化しと損得スクラムとネット詐欺の話ばかり。
裁かれているのは、もはや人じゃなくて世なんじゃないか、と思うよね、ここまでくると?
袴田事件を本音でもって一言で語るなら、これは「 司法の危機 」なんて甘いものじゃなくて、これ、「 日本の危機 」なんですよ。
ガチだよ。ガチでそう思う。袴田再審事件とジャニーズ崩壊と木原事件は3つ合わせて「 現代JAPANへのデスノート 」なのよ。
この危機感が感じられるひとは、動いてください。あなたにできることならなんでもいいから。
おっと。囲炉裏の火も消えかかってきたようだから、そろそろ話結びの支度をしますかね。
あかねさんと僕の今夜の記事は以上です ――― お休みなさい。( マイケル )
Klactoveedsedstene
★ 石垣さんも丹下さんも裁判官なんだから、地裁隣りの法務省赤レンガ棟を入って右手の「 越前碑 」を
参拝したことがあるはずです。そのときの自分の初心を思い出してほしい。あなた方はあの頃の自分に
いま向きあうことができますか? 目を反らさずに微笑みかけることができますか? そのへんのこと
をいっぺんよく考えてみてください。
かといってそんなハマスの一部が地下に潜んでいるのが確認されたからといって、難民キャンプを爆破して、200人以上の罪もない人たちの上に爆弾を落とす。
当然これも断罪されるべき蛮行ですが、「俺たちは逃げろと言ったじゃん。逃げないお前らが悪い」と自己正当化します。
逃げる場所なんかないから、そこにいるのでしょう。一部の逃げた人たちの上にも爆弾は落ちてますし、病院のドクター、ナース、管に繋がれた患者さんたちにまで、「オタクの病院の近くにハマスのアジトがあるので爆破します。逃げてください!」なんて言ったって、どこにも行けないじゃないですか?
大勢の罪のないイスラエル人や外国人を殺めたり連れ去ったハマスも、イスラエルにどんな報復をされるかなんて容易に想像がついただろうし、国家・イスラエルだって、ハマス=ガザ地区に住んでる人ではないなんてことはわかってるだろうし、たとえ「ハマスを支持しているから同罪だ」という理屈をこねたって、犠牲者のうち子どもが半数なんだから、そんなの通じない。
馬鹿でないはずの人たちが、バカなの?というようなことを平気でやるんです。
最初は「ハマス!何やってんだ!」という風潮が、「イスラエル、どこまでやるんだ!」ってことになり、「イスラエルのほうが悪い!となってきています。
そうなることも容易に想像がつくことなんです。再びユダヤ人はどこにいっても嫌われてしまうし、それはユダヤ人たちを危険に晒すことに繋がるんですよね。
私だって自分が賢いとは決して思いませんが、人間はなんて愚かなんだろうと思います。
一人一人はいい人なんだろうけど、集団に属すると流されてしまう。
それは袴田さんを死刑にした警察、検察、司法にも言えることです。
誤認逮捕や誤審を正当化するために、「袴田なんてヤツはどうせ素行の悪いやつだ、万が一この犯罪には加担していないとしても、どうせ悪いヤツなんだから、俺たちに裁かれるべきだ!」なんて無理やり思い込もうとしたんじゃないですか?
当時のマスコミも袴田さんが素行の悪い人間だと報道して、警察や司法に必死に尻尾を振ってたようなんで。
でも実際は、優しくてむしろ大人しい人だったようです。そしてスポーツ万能。だから、ボクサーという仕事を選んだのです。
犯人にでっち上げられる前の話ですが、1人で不安そうな表情で電車に乗っていた女の子に話しかけてあげたそうなんです。
その女の子が大人になり、テレビで袴田さんを見つけ、その時の出来事を思い出して、袴田さんをサポートするグループに参加したそうです。
私も袴田事件を調べるまでは、「冤罪は冤罪なんだろうけど、なんか疑わしいことはあったのだろう」と考えていましたが、実際は完全なでっち上げで、証拠品もお利口な小学生なら見破るような稚拙な捏造でした。ごく少数の裁判官しかそれに言及しないのは不思議でなりませんね。
こんなの最初の一審で無罪放免でした。私が裁判長ならそうしてましたね。
他にも冤罪はわんさかあるのでしょう。
石垣事件のように誰の目にも明らかな大量ミス、調書のコピペ、
丹下事件のように、ドン引きの屁理屈判決や事実の改変・・・
こんなものは言語道断ですけど、ホリエモンさんの株価操作だとか、金子勇さんのWinny事件、専門職同士の争いなんてものは、裁判官も「僕たちにはわかりません」ってところでしょうね。
裁判官には、頭が良い人が揃っているのでしょうが、見たことも聞いたこともないものは、当然わからないでしょうし、当事者の方が詳しい案件の方が断然多いと推測できます。
ショートメールとTwitterの違いもわからない裁判官がいたくらいですから、法律や判例とは無関係なITとか、遺伝子とか、薬品とか、精神医学など、裁判官がさっぱりわからなくても驚きません。
私たちだって、自分の仕事には詳しくなっていますが、突然、まったく専門外のことがいっぱい書かれた紙を見せられても「わー!!!」と叫ぶくらいしかできませんよね。
でも誰かが裁かなきゃならない。裁判官は精神的にしんどい仕事なのは理解できます。
しかし、何事にも限度があり、石垣さんはミスが多すぎ、丹下さんは事実変えすぎ、袴田さんを裁いた(一部の良心的な裁判官以外の)全員に至っては、いつか断罪されなければならないレベルの悪魔の所業です。
裁判官が天国に行くのは、ラクダが針の穴を通るより難しい。
例えば刑事が管制の配布された拳銃(ニューナンブかSIG)でもって、憎っくき仇敵を射殺したりしたら、これはどうあがいても許されることはないでしょう。
医者が邪魔な患者を医療事故に見せかけて殺害するのも同様です。
許されるわけがない、そんなのは。
そして。このような問題がいちばん顕著に表れるのが、いわゆる「裁判官の犯罪」というものなのです。
法による国家支配というものを我が国で始めた元祖は、日本書紀の編纂に関わった藤原不比等だと思われますが、こと法治国家において法を制するというのは、令和の現代であっても飛鳥や平安の時代と同じく、途方もない権力を行使することと同義なのです。
法律そのものっていうのは、非常に抽象的なバーチャル世界の玩具だと僕は思ってる。でも、こうした歯車の機構で現実の司法という機構が動いているとなると話は別です。
実際の刑罰や拘置期間を定めることのできる人達が、各々のにおいてあくまで恣意的に「法律」を運用したならどうなるのか?
これは、いま流行りの都市伝説のカテゴリーから覗いて見ても、震えあがるほど恐ろしい格別の事件となります。
いまの世において、法律っていうのはそれほど恐ろしいものになってしまった。これを運用する裁判官に、裁判官の恣意を律するブレーキ的な機関が必需なのは当然です。
しかし、現代ニッポンの司法において、そのような機関は残念ながら皆無なのです。
対外的には「裁判官の独立」などとがいわれてはいる。
けれども、そんなのは綺麗事であり、完全な建前と化してしまっている。
裁判官の経歴を調べてみれば、そんなのは誰でも一目瞭然。
裁判官があるときは検察官として働き、また再び判事として裁判所に戻ってくる、このような構造が許されている限り、両者相互の監視機能などが働くわけがない。
欧米の真似をしてかたちだけ機構を真似た日本の司法機構が、法律の初心を見失い、次第に自浄力を失っていくのは、いわば必然の出来事でもあったのです。
その最悪の結果のひとつがいま海外メディアでも話題の「袴田巌冤罪再審事件」であり、あるいは僕等がいま戦っているさなかの「石垣陽介事件」なのです。
石垣陽介は、令和元年(ワ)1818号の僕等の事件の判決書に、「108つの誤記」と「裁判調書の改竄」という、やっちゃならない空前のミステークをやらかしてしまった。
恐らくこれは戦後最大の規模でしょう。
2審の控訴審においてこの事件を差し戻しするべきだった当時東京高裁民事10部の総括判事であった高橋譲は、これを差し戻さず、(袴田事件で有名になった大善判事はかつて担当した事件で司法サイドにあった2つの誤記を認めて、この事件を差し戻しています)本人訴訟で弁護士をつけていない僕等を舐めて、これを差し戻さずに、自分ひとりのなかで石垣の「108つの誤記」を訂正し、「2020.10.11にさいたま地裁庁舎内に浦和警察の生活安全課の面々が実際に突入したのに、『そのような事態はなかった。これは飯田(マイケル)が110番通報をしただけである』と書いた石垣元判決」をチャラチャラっと訂正し、このような空前の過ちを起こした石垣陽介の非を庇い、「警察はきた。確かにきた。それをこなかったというのは石垣の非だけれど、それはこの事件の大勢に重要なことではない。」とやって、控訴においても僕等を負けさせた。
もうメチャクチャ。はっきりいってスラプスティック・ギャグ世界ですわ、こんなのは。
で、僕等が2022年に初頭に起こしたのが、令和2年(ワ)3333号国家賠償訴訟ねーーー
僕等がこれを提起したのは1月、その同年の4月1日に石垣はさいたま地裁の民亊5部から東京高裁にい異動になっていたんだよね。(恐らくは監視のため)
僕等はこの3333号を提起していろいろと動いているうちに、令和4年4月4日にさいたま地裁に裁判書類の閲覧に行き、石垣陽介が控訴に備えて裁判調書の改竄をした証拠を見つけてしまった。
思わず、青くなったよ。
とんでもないことだからね、これ。
で、その事実を3333号の裁判の争点にさっそくつか加えてわけよ。
したら、令和4年の10月25日に、すかさず決まったのが、あの「石垣陽介の旭川異動左遷人事」ですわ。
超・唖然となったね!
もちろん、めっちゃこの件は嬉しかったけどね(笑)
ただ、この件の起点はたしかに石垣陽介の狂乱審理なんだけど、その原因は石垣さん内部のメンタルヘルス的なもんがでかかった、と思うんだ。
だとすると僕等が追いかけなきゃいけない「石垣事件」の本当の政治的主犯は誰かって話になる。
当然、これは1818の二審で石垣の過ちに蓋をして、これ以降何も起こらないほうに賭けた、東京高裁民事10部総括の高橋譲そのひとだった―――ということになる。
彼も訴えなきゃな、と僕等は実は思っていたんです。
ただ、僕の家庭事情で、ちょうどこの頃親父が死んだり、母が倒れたりすることが偶然重なったんですよ。
で、僕等がまごまごしているうちに、またまた仰天ニュースがあった。
なんと、そのターゲットである高橋譲の勇退!!
2023年3月11日付けの自主退官―――おめでたい任期満了を6か月前にした逃亡ですわ。
僕等は石垣陽介、丹下友華、高橋譲らを皆罷免追訴しようと思っていたんですね。
罷免追訴されたら、もう裁判所を辞めれなくなっちゃうんですよ。僕等が3333を提訴したときから、高橋譲は自分がそうされることに危機感を持ち、この機会を狙ってたんだろうな、と僕は思った。
さらにさらに、僕等が石垣陽介事件を国家賠償裁判にしたときの、丹下友華担当裁判官の判決後の処遇を見てごらんよ!
彼女、現役裁判官でいられなくなっちゃったんだぜ!
さらに僕等が別件で石垣陽介関係者の隠蔽を訴えていた、令和2年(ワ)21202号の担当裁判官である佐藤彩香も丹下友華と全く同日に、最高裁人事で現役裁判官でいられなくなっちゃったというこの事実!
ありえねえよ、こんな弁護士もつけない本人訴訟でここまでのことが起こるなんて今だに信じられないよ・・・。
でもね、これらの事実が裏書きするのは、石垣陽介の起こした過ちがそこまで重大でヤバイことだったという証明なんだよね、これは。
書記官までパニックを起こすんだもん、ありえないでしょ、こんなのはフツー?
21202号の法廷で、佐藤彩香裁判官は担当書記官の古坂美乃利とともに、僕等に判決日が何月の何日かを告げることもなく法廷から逃げ出し、しかも、後からそのことを偽り私たちはちゃんといった、と真っ赤なウソまでついたくれた。
その翌日ですよーーー2023年の4月1日、21202の佐藤彩香が東京地裁民事34部の判事から最高裁秘書課参事官に左遷ーーー
そして同日、3333の東京地裁民事16部の丹下友華は、司法研教官に左遷ーーーー
もう、大笑いですわ!(笑)
でもね、この笑いは悲痛な笑いなんだよね、本当は。
裁判官が自分たちの組織の安寧を守るために法律違反を起こした裁判官を守るーーーなんてことは決してあっちゃならないんです。
それは普通のひとが法律を破るなんてレベルとはてんで意味合いがちがう。彼等、ひとを死刑でもって合法的に殺せる権利まで持っているわけですから。
そういうひとらが身内を庇うために法律を運用したらどうなるなか?
これ、国家の根幹を揺るがす、途轍もない大悪事なんですよ。
時代が時代なら、これは即ハラキリとなったことでしょう。
ええ、これってマジにそれくらいのお話なんですよ。
袴田事件を契機に、このような司法内部の大事件について関心を寄せてくれるひとがいたら有難いと僕等は思っています・・・。
>生業としている稼業を恣意に使って人を害することほど悪いことってなんですよ。
天才バカボンの本官さんが、拳銃を空に向けて乱射しながら「逮捕だ〜!」と民間人を追いかけ回してるようなものですからね。
あれは令和の現在、地上波では放送できないシーンでしょう。残念ですが……。
そんなことをいまだに堂々とやれるのは裁判所だけ。
いつも「理由がない」と棄却されるんだけど、「理由がない」と結論づけた理由が書かれてない。丁寧に書くと今度は丹下判決みたいなハチャメチャなものになっちゃうんですよね。
二審の谷口園恵裁判長さんが「3人で協議した結果、証人(石垣&森本さん)は呼ばないことにしました」というから、「呼ばないと決めた理由はなんですか?」と聞いてみたら、「だから今説明しました」という謎の答が帰ってきました。
字義通りに受け取ると、「協議して呼ばないでいいってことになった」のが理由ってことになるんだろうけど、なんか裁判官とはまともな会話にならないんですよね。
みんな感じてるのかもしれないけど、裁判当事者は裁判に勝ちたいものだから、裁判官の「おかしなところ」をその場で指摘できないんです。
丹下さんの判決文にしたって、バカ田大学法学部なら、抱腹絶倒でナイスな内容かもしれませんが、訴訟当事者には笑えません。法治主義を完全に冒涜してましたね。
丹下友華裁判長さんの判決文の中で、露骨に事実を捻じ曲げていたり、しどろもどろになっておかしな日本語を操り誤魔化していたのは以下の6つでした。つまり、ここがヤバいってことです。
①書記官・森本さんによる佐々木さんの調書の改ざん(調書はフリーフォーマットなので、書記官二人の書式が偶然一緒になることは珍しくないらしい。いやいや、佐々木さんが書かなきゃならなかった調書2通の書式は全然違うのに、なんで新任の森本さんと佐々木さんの書式が偶然一緒になるの?)
②石垣さんが和解を急ぐために稚拙な嘘を吐いた(来日半年の外国人よりも怪しい日本語で、しどろもどろになりながら事実を改変。日本語の体をなさない意味不明なことが述べられていました)
③108つの判決文の誤記(他の争点と重複してるものと、私たちが意に沿わないものらしいが、前者を4つだけ例を挙げるも後者への言及はなし。108−4 で104です。高橋譲さんに70も訂正されていることについての言及はなし)
④石垣陽介裁判長さんが癇癪を起こして、準備書面を机上に放り投げる(私たちの書面に複数登場する名場面ですが、私たちの書面の中に一箇所だけ「キレて机の上にバサッと置き」みたいなややマイルドな表現があったんですよね。
その「キレて」の部分を意図的に省略し「原告の言うように机の上にバサッと置いたにとどまる」とあまりにも都合の良すぎる勝手な解釈で石垣擁護)
⑤石垣さんに都合のよいように、調書の内容が改ざんされている(個別の改ざん内容には触れず、なぜか「当事者双方に争いのない事実」の項目に入れている。私たちが虚偽公文書(=無効な文書)だと主張しているのに、なんで「当事者双方に争いのない事実」に変えるのか?)←当然、二審に全部削除しろ!と要請。
⑥「虚偽公文書作成等罪」という文言が一度たりとも出てこない(これほどまでのパワーワードを一度も判決文に使わないとは!)
ヤバいのはこれらだとわかりますね。
当たり前ですが、当事者が争っていない事実を裁判官が勝手に「事実ではない(嘘でしょそれ!)」と認定はできません。
当事者が私たちだけしかいない裁判なんだから、証人として他の当事者を呼んで語らせないと、無条件に私たちの主張する事実を採用しなきゃなりません。
つまり、確かに100以上も誤記はあるが、みなさんご存知のようにいい加減な裁判官も結構多い。石垣陽介だけではないので、セーフ!
確かに森本さんが佐々木さんの調書を書き直した可能性があり、そうなると「虚偽公文書作成等罪」だけど、天文学的確率で同じ書式になることもあるかもしれない、ないかもしれないけど、だからセーフ!
石垣陽介さんは癇癪を起こして書類を放り投げたけど、確かに裁判官らしくはないけど、人間らしくてむしろ良い!私はそんな人間くさい人が好きだ!よって、セーフ!
調書の中身改ざん?!原告が録音を出してこないのでセーフ!アウトにしたかったらオマエラが録音を出せ!
こんな感じの潔い擁護ならまだ好感が持てますね(笑)