カルテ番号 る・1(20)
類家真司は院長の言葉の意味が解らなかった。
院長にアクセスする前に始まっている?
それは理屈に合わない。
院長は少し笑って言った。
「私は気功にアクセス、と言いました。
私にアクセス、ではありません。
つまり、気功は私が出しているのではない、ということになります。
私は、単なる仲介者。
通常は私の意思によって仲介しています。
ですが、私の意思が無くても仲介できるようです。
気功の元、ソースがどこかにあります。
そこから、私だけではないでしょうが、私が仲介しています。
例えれば、窓口のようなものです。
一つの窓口の係ですが、私の意思でコントロールしていません。
いえ、多少はコントロールもしています。
ですが、基本は解放しています。
私が相手を知らなくても、私に氣を向ける。
それが本気なら、ある程度は受けてしまうのですね」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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