地域伝統芸能まつり

今年のテーマを「荒すさぶる」として１１回目。
祭は、ダイナミックなエネルギーと集う者の喜びを表し、明日への活力となる。そんな『地域伝統芸能まつり』をＮＨＫホールで観てきた。年末に紅白歌合戦をするホールには初めてで客席が多く間近に祭りをたのしめた。開演前３０分ほどに会場入りしても３階席だったが観やすかった。流石なホールの座席数は3601席。
無料なのに立派なパンフレットを貰い結構な５時間ほどでした。
　

タイトル写真は、東京の西多摩郡の鳳凰の舞。旱魃の時の雨乞いと悪疫の退散を祈って舞われた。(国指定重要無形民俗文化財)

伊勢大神楽(だいかぐら) (三重県 桑名市)
伊勢神宮に参拝できない人たちのために神札を配り神楽を舞って祓いをする神事で、伊勢大神楽講社の人々によって受け継がれ西日本中心に回っている。舞（獅子舞）と曲（放下芸）とで構成されており、豪壮な獅子舞「魁曲」、皿回しを行う「水の曲」などの曲がある。（国の重要無形民俗文化財）

鹿児島県の「弥五郎どん祭り」は、養老4年 隼人の抗戦を朝廷軍が鎮圧し、その時隼人族の戦死者が余りにも多かったため、慰霊のため放生会を行ったのが始まりだとされ、五穀豊穣を祝う。子ども達に引かれた「弥五郎どん」が威風堂々と街中を練り歩く。

勢揃いのフィナーレ

また、まつりの合い間に古典芸能として能を振興披露しているのでした。

◎放送予定日
・NHK衛星第２テレビ　3月12日（土）13:30～17:00
・NHK教育テレビ　　　3月19日（土）15:00～16:29


　休憩時間に見た夕暮れの新宿副都心方面