朝日新聞 「経済」「憲法」「原発」
毎日新聞 「経済」「憲法」
読売新聞 「ねじれ」「経済」
産経新聞 「ねじれ」
日経新聞 「ねじれ」
【参考】
上毛新聞 「ねじれ」「経済」
社会新報 「憲法」「原発」「TPP」
今回の参議院選挙の主な審判対象は何なのか、上記は投票日、21日の各紙1面の「審判」見出しを個人的にまとめたものです。読売については21日は「アベノミクス」、20日は「ねじれ」「経済」でした。「景気回復」は「経済」に又「護憲」「改憲」は「憲法」としてみました。NHKは選挙当日の7時のニュースで衆参の「ねじれ」を審判と放送していました。
「原発」を挙げたのは、わずかに朝日だけ。「TPP」については各紙とも主要争点としては見当たりませんでした。
原発事故はもう忘れたい、原発の文字も見たくないという国民の気持ちはやまやまですが「原発」は3.11以降は、国政選挙にとっては国民の審判対象から消すことのできない大きな国家的な課題であることが明るみになったのです。事故の収拾がままならないのと放射性廃棄物の最終処理問題が解決できない限り「原発」は半永久のテーマとなってしまったのです。この現実に目をそむけてはなりません。
夕方に入った「高濃度汚染水 地下砕石層から漏出?」のニュース。
参院選挙が終わった後に突如この種の発表がなされるところが何とも政治的な感じがします。この汚染のニュースは6月から出ていた話。データは東京電力からすでに原子力規制委員会へ先週のうちに提出されていたにも関わらず発表は選挙後・・。
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東京電力の株価は現在652円 前日比 +8。本来なら100円台でもおかしくないと思うのですが・・。