かぶれの世界(新)

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密室の快楽

2019-11-21 18:08:26 | 旅行記
こんな怪しい題名にしたのは注目されたい為の姑息な手段、実は飛行機の中で会話を楽しんだというだけのこと。相手が若い女性だったが。2日前に四国での田舎生活を終えて東京の実家に戻った。その時の飛行機内で少し人とは違った経験をした。誰とでも気がるに声をかける性癖が助けてくれた。

いつも利用するLCCに搭乗した時、素早く機内のCAの顔ぶれをチェックした。以前同乗したモデル体型の美人で元コントラバス奏者というCAのことが気になっていた。だが、見当たらなかった。今回のメンバーには彼女ほど魅力的な女性は見当たらなかった(失礼、私の個人的見解です)。

離陸後暫くして巡航速度に落ち着いたところでトイレに行った帰り、休息所とも言うべき後方の座席に休憩中のCAを見かけ声をかけた。時々利用させて貰い馴染みになったはずだが、一度も見覚えのあるCAに出会ったことが無い。CAの定着率はどの程度なのか(暗に、問題はないのかと)聞いてみた。

彼女は定着率云々には答えなかった。頻繁にルートとクルーを変えるので、同じCAに出会う確率は低い為だという。全ルート・全フライトが対象だという。気になったていたCAは癖のある歩き方をしており、腰痛や膝を傷める恐れがあると忠告し、その後どうなったか知りたかったのだ。

私の斜め前方の席に座った女性はヒジャブを被っていた。以前高尾山でインドネシア大使館に勤めるヒジャブの女性に出会い、ヒジャブの女性に興味を持つようになった。成田に着陸して降りる準備中の彼女の荷物を下ろしてあげた。ところが、その荷物は彼女の隣の日本人女性のもので機会を失った。

そのヒジャブの女性の後について歩き始めた時、私の前の席の女性が出ようとして目が合った。私は「ゴーアヘッド(お先にどうぞ)」と言うと、彼女は笑って軽く頷いたので英語が通じる、ヒジャブの女性の連れだと理解した。長い会話が始まった。成田T3からバス乗り場まではメチャ長い。

彼女は薄黒い肌の色から推測通り、聞くとインドネシア人だった。しかし、私の知るインドネシア人に比べると彫りの深い顔立ちだった。色んな血が混じっているのだろう。ヒジャブを被らないのはイスラムじゃないからだという。愛媛大学に短期留学を終えて東京に行く途中だという。

最近行われた大統領選に話題は変わった。彼女はモディ大統領になり大きく変わった、経済成長が続き、高速道路や橋が作られ各地が繋がり一体化が進んだ。都会は分かるが田舎はどうか聞くと、例えばパプアでも橋が建築され近代化されたという。だが、聞くと行ったことはないという。私もパプアニューギニアと混同していた。聞いてて彼女ら若者はモディの支持が多いのだろうと感じた。

彼女は目的の留学が終わりこれから東京で楽しむと嬉しそうに言った。一瞬自宅に招待しようと思ったが、彼女は団体行動しているはずと考え、楽しんでねと言ってサヨナラした。正解だったと思う。大半の国民がイスラム国で誤解を与えるような事をしてはいけない。

自宅に戻りパソコンを開き愛媛大学の短期留学受入れ活動を調べた。飛行機には20人前後の留学生が登場していたようだ。女子学生が3-4割で殆どはヒジャブを被っていた。その日は暖かく息子が東京は春だと言った。だが、2日前実家を出た時の様に昨日今日と寒い。東京観光を楽しめたろうか。

疑い深い友人は私の助平心を怪しんだと思うが、先ずは色んな人と親しく会話を楽しみたいと思って声をかけている。それが何故か狙った様に若くて綺麗な娘ばかり。言い訳すると飛行機の中は座席まで指定された密室だし、誰にとっても美人との会話は楽しい。お蔭であっという間に東京に戻った。■

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