かぶれの世界(新)

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悪い予感

2021-01-29 18:35:05 | 健康・病気
私は毎年4月半ば頃に田舎の実家に戻り、家やお墓と山林田畑等の不動産の管理をする。早期退職後暫くたって母が介護サービスを受けた頃からの年中行事になった。4月になると草木の成長が早まり、放置すると庭の草が背丈まで延びご近所に迷惑をかけるので連休前には帰郷したい。

ところが今年は帰郷日程が決められないで困っている。理由は新型コロナウィルスのワクチン接種の日程詳細が決まらず、仮に決まったとしても昨春の10万円支給時の混乱が再発する恐れがあると予想するからだ。政府や自治体のシステムの連携が取れなかった。

10万円支給が実行に移されるまで誰も問題を認識出来なかった、何年も前から的確な対応が取られなかった。信じられないのは、今日の日経によると厚労省はワクチン接種管理を全国の自治体に丸投げしたというのだ。これを聞いて私は又もや驚きのけぞった、小学生レベルの認識だと。

西日本豪雨の後に実家のある市のHPを見ても障害状況が分からず、有線放送で市民に災害情報を伝えるだけだった。私はマイクロソフトのシステムの例を紹介してIT化を提案をしたが、まずは災害復興に全力を尽くすと言い訳し暖簾に腕押しだった。全く時代遅れの認識だった。

危機感を抱いた首相官邸は河野規制改革相を調整役に任命し、平井大臣と連携して全国の自治体の情報を一元管理する仕組みを作ることにしたという。マイナンバーは使用しない、自治体から受け取るクーポン券のQRコードで管理するらしい。私はマイナンバーに紐付けすべきだと強く思う。

欧米でワクチンが計画通りに入手できず混乱していることは、日本でも十分考えられる。接種の日程は変動すると考えるべきだ。その場合、私は東京で1回目の接種を受けて予約のフライトで田舎に飛び2回目の接種を受けるとか、更に遅れて2回とも田舎で接種という事態が予測される。マイナンバーの紐づけがあった方が私は安心できる。

製薬メーカーの製造や搬送日程が変動する状況で、自治体と厚生省がタイムリーに日程管理できる能力があるか、はっきり言って不安だ。小学生レベルのシステム管理能力(!)でそんなことできるだろうか。自治体レベルでIT人材を雇用してというニュースも聞かない。

上記の記事によると、感染者情報を未だにファックスでやり取りしている自治体があるという。家内がパートで働く医療関係でも未だにファックス交信を利用しているという。また、ワクチンは全て海外の会社であり、約束通り入手出来ない可能性がある。日本でも国産化が報じられたが。

参考だが、ファイザー製ワクチンの供給を巡り英独で綱引きが起こっているという。また、仮に混乱が起こっても第1波の時のようにマスコミが大騒ぎして国民を混乱させないで欲しい(しそうだ)。多分その頃は私は田舎にいるだろう。もう少し情報を集めてフライトを予約する積りだ。■

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