かぶれの世界(新)

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タイ料理を楽しむ

2006-04-16 13:58:35 | 食・レシピ

昨日、娘夫婦を交え家族で久し振りにタイ料理を食べた。幡ヶ谷のタイレストランだった。娘の夫君が新しい職場に移ったのを機会に仕事で都合の悪い長男を除き半年振りに家族が集まり食事や会話を楽しんだ。

私がタイ料理に嵌まったのは90年半ば米国に駐在した時同僚に誘われて行くようになった時からだ。当時米国ではヘルシーな料理ということでタイ料理がある種のブームになっていた。タイ系アメリカ人しか行かない街外れの汚いレストランから、メインストリートにあるしゃれたステータスな感じのレストランになった。

暗くて寒い冬の金曜日の夕方、シアトル郊外のタイレストランに小ぎれいな格好をしたお客の列が入り口の外まで続いていたのを記憶している。余程人気がないとこうはならない。平日の昼食時は感じのいい若い女性のお客がかなり多かった気がする。シアトルのダウンタウンから高速道路を小一時間かけて来たといいう女性グループもいた。

海外に旅行するとタイレストランを探して良く行った。私の記憶では米国やカナダでは割としゃれた作りのレストランだが、他の国では店の構えや客筋と雰囲気は二流の感じだった。味は千差万別でなんともいえないが。

料理の辛さとパクチの香りに慣れてきた頃からタイ料理に嵌まり始め、週一くらいのペースで通うようになった。そのうち会社の米国人同僚や仕事以外の知人を誘って行くようになった。タイ料理の経験の無い人が多かったが、殆どは気に入ったと思う。

昨夜は何度もタイに長期出張や滞在した事のある娘の夫君の勧めで前菜、スープ、サラダ、海鮮、カレーなどをオーダーし、皆でシェアして食べた。久し振りに食べた割にはキツイ辛さも香りも気にならなかった。理由は分からないが、料理が辛いと会話が弾む気がする。

ソム・タム(パパイヤのサラダ)は辛さが刺激的だったが、スープ(トムヤンクン)とかアサリのチリソース炒め等特に美味しく頂いた。前菜やパドタイなど辛くない料理は結構旨味が感じられシェフのレベルを感じさせた(悪くないという意味です)。蒸したもち米を初めて食べたが、日本の「おこわ」より甘味があって美味しかった。

汚い話だが、余りに辛いと舌や食道はオーケーでも、翌日排便時に大腸や肛門が反応してつらいが、どうもそれ程酷くはなかった。夫君によると料理の辛さはタイのレストランと変わらないという。タイの人は誰でも辛い味が好きなわけではなく、好きな人は料理に辛子を追加していたという。

メニューは料理毎に番号と写真、辛さの説明つきでオーダーし易かった。私の記憶では世界中のタイレストランは番号付のメニューを出すのではないかと思う。ちょっと残念だったのはデザートのバリエーションがやや足りなかったことだ。参考までにお店の名前はセラドン(cela-don)笹塚駅から新宿に向かい4-5分のところにあります。■

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