かぶれの世界(新)

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ほぼ最後の大洲盆地山歩き

2021-06-20 22:13:33 | 日記・エッセイ・コラム
週2回のバドミントン練習を再開して、本格的な山裾歩きする体力も時間も怪しくなった。だが、時間を作って行ってみたい山があった。大洲盆地内から見える多分この地で一番高い山だ。頂上に感應地大権現がある。グーグルマップには道がないが、神社の参道があるはずだと思ってた。

先週金曜日にバドミントン練習に参加し、1日おいて今日の昼食後、例によって突然やってみようという気になった。昨年11月に大洲盆地の絶景ベスト3の候補に選んだが未踏だった雲海展望公園もその後クリアし、今日は足に余力があればその場で挑戦しようと考え1時過ぎに実家を出た。

展望公園の近くで軽トラに子供と大人3人の2家族10人とすれ違った。こんな山の中で楽しい声が響いてくると元気づけられた。仕掛けたカブトムシを取りに家族で来たという。道理で子供達が元気なはずだ。だが、まだシーズンが早すぎてカブトムシは一匹も取れなかったという。

運転していた若い父親は展望台で、感応寺山(市のハザードマップの地名はそうなっている)へ行く林道がある、「最初は左、次に右に曲がれ」と至極簡単に道案内してくれた。だが、歩き始めると途中伐採用につけた道が所々にあり4回も道を間違え行ったり来たりの難航で足がへたった。

更に感応寺山の頂上の神社への参道は見つからず、結局山腹を一回りして下山することになった。長い林道をうんざりしながら下りていくと最後にご褒美が待っていた。雑木林の合間から遠く長浜町まで肱川が流れ谷間の先に広がる瀬戸内海の絶景が見えた。この山の高さからしか見えない素晴らしい景色だった。

下山途中東宇山で道を訊いた中年カップルは、神社への道は雑木林に覆われ通れなくなっていると教えてくれた。つまり、私が辿った道は途中何度か間違ったが、最後に実態に合った道を歩いたと思う。実家に戻ると6時10分前で約25キロ、34000歩歩き、約4時間40分かかった。疲れた。■
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奴隷解放記念日の複雑な思い出

2021-06-19 18:07:10 | ニュース
バイデン大統領はJuneteenth(6月19日)奴隷解放記念日を連邦政府の祝日にする法案に署名した。この機会に歴史を紐解くと、1865年のこの日に南北戦争で北軍がテキサス州に進軍し奴隷解放の連邦政府命令を読み上げた、これを記念する連邦政府の祝日にしたということだ。

「おや、なんで今頃?」と思われる読者が多いと思う。実は私もそうだ。初めはJuneteenthの意味すら良く分からなかった。米国で働いた頃にこの言葉に出くわした記憶が無いのだ。だが、私が米国に赴任した1995年に異様な経験をした思い出がある。職場の一部で異様な動きがあった。

それは黒人フットボールの名選手が引退後白人の美人妻を殺害した疑いで裁判にかけられ一審で無罪になった時の事である。その日仕事中に判決が下りた瞬間現場の黒人ワーカーから歓声が上がり、一方で白人主体のオフィスは静かだったと報告が上がった。

最初一体何が起こったのか訝った私は事情を聞いて納得したが、それ以降私はその話題に一切触れなかった。触れたくなかった。米国人社員も職場では大っぴらにこの話題に触れなかった記憶がある。北西部のワシントン州だったせいと思う。だが、テレビではこのニュースで終日もちきりだった。

人種差別という言葉は日常会話ではいわば禁句だった気がする。当時は「差別」と言えば女性差別に対抗して「ウーマンリブ(女性解放)」の方がメインテーマだった。米国赴任前の教育でも例えば職場に雑誌プレイボーイを持ち込むのは絶対ダメ、訴えられると脅かされた。

同じような経験をもう一度した。それはノーベル平和賞を受賞したキング牧師(MLKマーチン・ルーサー・キング)に敬意を示す祝日1月20日が制定された。だが、州レベルでは承認されない州があり、郡や都市によっても必ずしも祝日扱いされておらず日本人には理解できない状況だった。

米国に住み仕事をする人は是非このような状況を知っておいて損はないと思う。特に色々な地域の会社や人達と連携して仕事をするような時には、ある日突然知識のないまま複雑な状況にぶつかり判断に迷うような事態にぶつかる。

経験不足の私は何事にも「曖昧作戦」だった。人種差別よりも日本人社員がセクハラした訴えに困った。人事担当から報告を聞いても、決定的な善悪判定をせずただ人事責任者をフォロウし、無責任にも流れに任せた。それ程の知識もなく間違った判断をする恐れを避けた無能な責任者で通した。■
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田舎暮らし雑感2021(5)

2021-06-17 20:45:11 | 日記・エッセイ・コラム
チョコレート三昧!

74歳の誕生日はいつもと同じ何のヘンテツもない1日だった。しいて言えば、冷蔵庫の中の異常な中身だ。冷蔵庫一杯のチョコレートを少しずつ舐めて過ごす1日だった。家内と末の息子が誕生祝いにどっさり送ってくれ、普段から買いだめたチョコレートと一緒に食べた。

モチロン、からだの健康を考えて食べ過ぎには気を付けた。それでも毎年少しずつ体重が増えている。この3年で毎年1キロ増えた。先週義弟に会った時、彼のポッコリお腹が消えてなくなり見かけシュッとして羨ましく思った。この数カ月で食事の量を減らし3キロ減量したという。

それで減量?

私は食事の量は減らさず減量したい。息子に聞いた「朝ガッツリ、昼普通、夜微量」で、トータルの食事量は今まで通りをずっと実行している。だが、結果的には1年に1キロ増えた。多分、後期高齢者に近い年になるとそんなにエネルギー量はいらないのかも。

とにかく減量したい。チョコレートに限らず年々甘いものが大好きになる、近年は特に和菓子大好きジーサンになった。その分運動をする積りで、今月から田舎のバドミントンクラブの練習に週2回のペースで参加再開した。昔みたいに身体は動かないが思い切り動いて汗を流している。

今月から週2回バドミントン練習すると今までの田舎暮らしは変った。それ以来、連日の山裾歩きと週一の15キロ走は体力的にもう無理で中断し、普通の川沿いの散歩に切替た。情けないことに練習の翌日は体を休めないと足腰が悲鳴を上げる。無理して体を壊したくない。

田んぼの風景の違いの訳

先週一気に田植えが進み田んぼの風景が一変した。高速道路と国道近辺はまだら模様で場所によって風景が異なると投稿した。その後まだら模様の訳が分かった。実家のある集落と川の間の田んぼは川の上流から水を引き、用水路に流し下流に向かって順番に田んぼに水を引き田植えした。

それに対して幹線道路の両側の田んぼは川からポンプで揚水し田んぼの隅の蛇口から水を供給している。つまり、田植えを上流から順番にやる必要がなくバラバラに田植えしているように見えたという訳だ。一昨日付近を散歩した時はほぼ全て田植えが終わっており風景が一変していた。

気になったのは、田んぼの両側の小川に廃水っぽい「薄青い灰色」の水が流れてた。田んぼに引き込んだ水とは分けてあってもだ。山間部の段々畑で作ったお米が美味しいのは寒暖差と清水だという。実家の近くの田んぼに3羽のシラサギがいた。3羽は珍しい。味分かってるのかな?■
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お世話になります 宅急便さん

2021-06-15 21:22:46 | 日記・エッセイ・コラム
家内と末の息子が私の誕生祝いのプレゼントを宅急便で送ってくれた。最近、宅急便の配達時刻が指定した遅刻ピッタリに来る。4月に帰京時、宅急便が指定時刻通り夕方6時に配達されが、私が買い物に手間取り10分遅れで実家に着き、再配達を依頼すると6時以降は明日配達と聞き困った。

今回は家内が6時指定したのだが4時に配達されてきた。私は配達員に、文句言う積りはないけど配達希望時間は6時なのになんで4時かと聞いた。笑いながら聞いたせいか、何故か曖昧な答えが帰って来た。近年過剰な労働時間が問題になり、早めに配達して労働時間を短縮してると疑った。

暇な私は女性配達員はいないのか聞いた。彼の知る限り大洲から宇和辺りまで女性は事務のみで、女性の配達員はいないという。理由は女性の応募がないのではないかという。私の住む東京郊外では最近配達員はほぼ全員女性、こちらでも若い女性が配達してくれたら最高なんだけどと笑わせた。

東京ではバイクに乗った女性の郵便配達員は珍しくないが、田舎ではどうか聞いてみた。すると、彼は女性の郵便配達は田舎でも見かけるという。小包の重さの違いかもしれない。だが、東京の宅急便の女性配達員は重そうな荷物を持って玄関に立ち、手渡すとき年寄りの私を気遣ってくれたことがある。

ということで、宅急便の若い配達員は田舎の一人暮らし老人との雑談に付き合ってくれた。私は疑問に思うと何でも聞いてしまう。お世話になります、宅急便さん。■
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コロナが明らかにした規制の問題

2021-06-13 18:00:53 | ニュース
コロナが発生以来、似たような題名で何度も記事を投稿した。最初は「日本的民主主義が問われる」と言い、対応策が混乱した時には「日本人の優れた民度と貧しいIT競争力」を指摘し、医療界・厚生省・自治体のお粗末な対応の他、一貫してマスコミの扇動的な報道を指摘して来た。

中でも海外先進国に比べ圧倒的に感染者数が少ないにもかかわらず、マスコミは病床逼迫とか医療崩壊の危機を報じ続ける背景は何か気になってしょうがなかった。何故そう簡単に医療崩壊が起こるのか、何故マスコミは海外に比べ医療システムが劣るのか調査し問題指摘しないのか。

私の見た限りでは唯一日本経済新聞は今年初めころから問題認識して具体的に報じていた印象がある。そして先週から連載記事「規制が阻む」を読んで、私は日本の医療資源がコロナ対応に有効に機能しない原因の全体像が分かった気がする。例によって素人なりの理解でわめいてみたい。

必ずしも医療界に限らないと思うが、日本の医療制度にはきめ細かく規制の網が張られている。それが今回のコロナ感染の緊急対応の障壁になっているのだ。例えばワクチン接種を歯医者や薬剤師にやって貰うのに規制が邪魔した。薬は有形の店舗がないとネット販売できない、等々時代に遅れのバカげた規制がありそれが既存の薬局の既得権益になっている。

このような規制は医療システムの隅々で既得権益になり、新規参入やAI技術を使ったオンライン診断等の参入障壁になっている。ワクチンが中々承認されないのも安全に名を借りた規制の為という。既存の民間医院や薬局にとっては規制緩和などとんでもない話なのだ。

元々規制は国民を守る為に(特に日本は細々と)定めたものだが、今や医者の利益を守るための利権となっている。菅首相はもう一つの問題である「ディジタル化の遅れ」について、紙の手続きを止めると言い切った。だが、医者の既得権益についてはマスコミも含めどうにも歯切れが悪い。

何故か。私は選挙があるからだと思う。そんな時に鋭く問題指摘するはずのマスコミが医者の既得権益に積極的に触れないのは、私にも今一明らかでない。また、尾身分科会会長も医療専門家として問題を政府に直言する責任を果たしていない。何か忖度する理由があるのだろうか。

大学病院等はこの利権とは無関係で、多くの医者がコロナ対応の最前線で働いている。某知人によればこの矛盾に苦々しく思っている人達もいるが、表立っての発言は控えているという。あるべきはディジタル庁と同様に、改善を国民に約束してせめて欧米並みに規制緩和して欲しい。■
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