何度でも何度でも言わなければならない。このままでは我が国は中共に呑み込まれてしまうと。香港で起きていることは、他人事ではないのである。韓国でも自由を守るための戦いが始まっているが、情勢はかなり厳しい。楽観は禁物なのである。日本人でありながら、中共の手先になって働いている者たちは、中共や韓国への批判を一切許さなくなっている。日本のマスコミの多くも、真実を伝えるよりも、中共に忖度している▼韓国が赤化されれば、朝鮮半島は中共の手に落ちることになる。周辺国が我が国を敵視する事態になれば、反中共の観点から台湾、インドネシア、ベトナムとのグループを形成しなくてはならない。何もしなければ、明らかに日本は中共従属国家になり下がるしかない。我が国が中共の挑戦に対して、どう身構えるかを検討すべきなのである▼サミュエル・ハンチントンは日本について、『引き裂かれる世界』(山本映子訳)のなかで「日本は、その文明の境界が国家の境界と一致している唯一の国だ」と指摘し、「自動的に助けにきてくれる家族がいない」と書いている。そのために「自分の文明の中に他のメンバーがいないため、メンバーを守るために戦争に巻き込まれることがない」との見方をしている。孤立無援であることで、どこの文明からも恨まれないのである▼世界がグローバル化しるなかで、日本はそれなりの役割を担うべきなのである。それが東アジアで唯一自由と民主主義の我が国の責任なのであり、全体主義に膝を屈してはならないのである。
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