匿名のXだからといって、何を書いても許されるわけではありません。特定の個人や団体を誹謗嘲笑すれば、開示請求がなされますし、民事で訴えることもあるからです。現状の法律でもできるわけですから、そのことを国は周知徹底させればよいのであって、それによってエコーチェンバーによるネットリンチなどは防げます。
もっとも許せないのは、攻撃的になって、暴力行使をほのめかすとか、心の病気のレッテルを貼って人格攻撃する人たちが後を絶たないことです。ネット民の良識で反撃するしかありません。
これまではオールドメディアへの対抗として、ネットは注目されてきたし、保守派の拠り所でもありました。それが果たしや役割は否定されるべきではありません。
しかし、ネットによって数々のメリットがある反面、負の部分も顕在化してきました。保守派は騒動師を嫌います。冷静な判断が難しくなるからです。群れずにじっくり考え判断するのが、成熟した保守派の境地であるからです。