綾渡 (あやど) は、戸数20数戸の山里です。この地域に人々が暮らし始めたのは、約4,500年前の縄文時代からだといいます。夜念仏は、若連中(35歳までの青年) の盆の行事で新仏のある家をまわっていたようですが、青年が少なくなったため、今では保存会を結成して8月10日と15日に平勝寺境内だけで行われています。(フラッシュの使用が禁止されているので、月明かりと電灯の光の中での手持ち撮影です)
夜念仏
夕闇迫る午後7時、平勝寺参道の幟立てに集合して、
切子(きりこ)灯籠を持つ人を先頭に
厳かな雰囲気の中、鉦を打ち、念仏「道音頭」を
唱えながら平勝寺に向かって進みます。
石仏前での「辻回向」
山門前での「門開き」
鐘楼門
観音堂前での「観音様回向」
神明宮前での「神回向」
平勝寺本堂前へ
平勝寺本堂前で「仏回向」
「仏回向」で「綾渡の夜念仏」の行事は終了します。
後方の建物は綾渡集会所
以前は愛知県三河地方から岐阜県東部にかけて広く行われていたようですが、現在も続くのは綾渡だけです。
夜念仏
夕闇迫る午後7時、平勝寺参道の幟立てに集合して、
切子(きりこ)灯籠を持つ人を先頭に
厳かな雰囲気の中、鉦を打ち、念仏「道音頭」を
唱えながら平勝寺に向かって進みます。
石仏前での「辻回向」
山門前での「門開き」
鐘楼門
観音堂前での「観音様回向」
神明宮前での「神回向」
平勝寺本堂前へ
平勝寺本堂前で「仏回向」
「仏回向」で「綾渡の夜念仏」の行事は終了します。
後方の建物は綾渡集会所
以前は愛知県三河地方から岐阜県東部にかけて広く行われていたようですが、現在も続くのは綾渡だけです。
それも、バスの募集定員数は75名。
「ユネスコ無形文化遺産」、「国指定重要無形民族文化財」に
指定されているにしては、見学者の人数が極端に制限されて居るのですネ。
余り見物客が押し寄せると敬虔新たかな行事の雰囲気が
損なわれるからでしょうか?
信徒の方々は洒落た浴衣と蓑笠を身に着けておいでなのですネ。
新盆のお宅を訪れて夜念仏を・・・?
出向いて頂いたご家族はさぞ、有難く感じた事でしょうネ。
夜間なので、灯篭の灯りが神秘的で、より厳粛な雰囲気が
増幅されている気がしますネ。
幼い頃見た精霊流しが脳裏をよぎります。
盆踊りは賑やかに行われるのが普通だと思われますが・・・
場所は平勝寺境内ではなく、別の場所なのですか?
洒落た浴衣を着た信徒さんも参加されて居るのでしょうか?
かなり前から「綾渡の夜念仏と盆踊り」という行事があるのは知っていて
昨年も申し込んだのですが、残念ながら中止となり今年やっと実現しました。
昔は新盆を迎えた家々を35歳以下の青年で回っていた行事も、若い人の減少で、今では平勝寺境内だけで行われているようです。
画面が暗くて見にくいのではと心配していましたが、かえって雰囲気が出て良かったようにも思つています。
盆踊りはこの後に平勝寺境内で行われました。その様子は明日ご紹介したいと思います。ご覧になってくださいね。
厳かで自分もその世界へ入ってしまいそうです
伝統文化が少しずつ いいえ急激になくなりつつあります
残ってほしいですね
声も出せないような静かで厳かな行事であることが伝わってきます。
昔はこのような行事が村々であったのでしょうが、まだ引き継がれているとは・・・
何処でも過疎化と高齢化で、伝統行事の継続が危ぶまれている中で、何とか残って欲しいですね。(まさ)
昔からの風習を後世に引き継ぐのは大変なことですね。
綾渡は人口の少ない地域だけに、その苦労は並大抵ではなさそうです。
いつまでも引き継いで欲しい伝統行事の一つですね。
夜念仏は、以前は足助地区だけでも14地区(17の村)で行われていたそうです。
岐阜県恵那市の山間部の旧山岡町、串原町、上矢作町などでも行われていた行事だったようですよ。
若い人が少なくなっている中で、伝統を引き継ぐのは大変なことですね。
伝統を絶やさないように頑張ってもらいたいものですね。
綾渡の夜念仏は初めてです
無形文化財に指定されている貴重な物をご紹介頂きありがとうございます
新盆のお宅を回られる行事でしたか・・・
地域の皆さんで助け合いいたわり合って生活して来られたのでしょう
いつまでも残して頂きたい大切な夜念仏です
いつもありがとうございます
県内に住む人でも、綾渡の夜念仏を知る人は少ないのかもしれませんね。
8/10に100名、8/15に75名だけの参加者募集ですから、このような行事があることを知っていても
実際に現地に出向いて目にする人は、ほんの一部の人だけだろうと思います。
平成9年に重要無形民俗文化財の令和4年にユネスコ無形文化遺産(風流踊)指定された
「綾渡の夜念仏と盆踊り」は、いつまでも残してもらいたい山里の行事ですね。
無形文化財さもありなんて思いました。
こうやってブロ友さんに知らないことを教えて頂けるのは嬉しい事です。
こういうことはずっと引き継がれて行って欲しいものです
昔は旧暦の7/1日から7/17日まで夜念仏を行っていたようです。
8/13と8/14日は新仏のある家を回り、8/15日は他村へ、8/17日は平勝寺の観音供養と
今とは比較にならないほどの大変な行事だつたようです。
今は縮小されているとはいえ、保存会を結成して後世に残そうと努力されています。
頑張ってもらいたいですね。