中高年からの永易流紀州釣りを極める?「いけしゅ」のクロダイな日記(仮)

合唱,Win95,Webページ,MIDI,PC自作を経て黒鯛の紀州釣りで団子団酒田支部を名乗る男の放談(訳ワカラン)

素晴らしい演奏だった,宮崎学園混声合唱団!

2005年10月25日 | 音楽・合唱・MIDIのこと(仮)
「学校へ行こう」という番組で,「たった4人で始めた男子合唱部」宮崎学園が県大会を突破,さらに今日の番組では何と!九州大会までも金賞1位で通過,全国大会の切符を手にしていた。

半年前にはたった4人の男子部員,男子の部長も最初は「全然ダメかも」と言っていたのだが,もちろんV6の番組の後押しはあったにせよ,本気で練習して全国大会に出場できる,というのは立派なことだ。

私の記憶では,この学校「宮崎女子高?」とかで,昔から全国に名が通る,しかもトップクラスの女声合唱だったように思う。
指揮者というか指導者の女性教諭も,全国大会の「顔」である。
演奏も,現時点で男声はまたまりのない部分も聞かれたが,女声の方はほぼ非の打ちどころがない演奏で,全体としてもしっかりしたハーモニーだった。

演奏が終わり,結果発表に歓喜し,男子も女子もみなホールの外で泣いていた。
大昔,高校生の頃に合唱を通し,似たような経験をしている私には,彼らの感動が素直に理解できた(我々は予選敗退だったが,一生懸命やったので泣けた(笑))

合唱は,同声合唱は合わせやすく,混声合唱は難しい。
声の質も,性別も違う...しかし完成度の高い混声合唱は,ハーモニーも最も深く,人間世界と同じに誰もが共感できる良い響きを聴かせてくれる。

私が混声合唱を始めた16歳の頃,当時,酒田E高校音楽部には,7人しか部員がおらず,私が入った時点で「エイトマン」と呼ばれていた。
憧れていた指揮も伴奏もできる女性の部長,その他,一人でも歌える尊敬すべき先輩達,小さな歌しかできなかったが,なかなか部活は充実していた。

そして春,たった8名の部員に,約20名の新入部員が入ってきた(男子は一人だけ)
春の合唱祭,学校での発表会を経て,秋のコンクールにいたるのだが,如何せん,男子がたりず,エキストラ氏をたてて何とかステージに立つ...残念ながら,宮崎学園のようには上手くはいかず,県大会で敗退する。

それ以降,翌年も色々と経験するのだが,省略...

でも,まあ,結果は敗退でも良いではないか。
合宿や日々の練習の場面場面を通して,必死の思いで,時に楽しく過ごし,最後は納得の涙を流す。
そんな昔を思い出し,今日の彼らにも共感の涙を流した。

そして,日々,つまらぬ思いをしている現状を思いなおすきっかけになれば,とも思っている。
(切り替えは困難だけれど)

余談だが,その後もいろいろと合唱を経験し,たった一度だけコンクールの全国大会に出場,岡山まで行ってきました。
(その直後に,現役を引退?したため,二度は経験していません)
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