夏の甲子園高校野球大会で京都国際高校が初優勝。関東第一高校を延長の末、接戦を制した。延長はタイブレーク制で決着。無死ランナー1、2塁から始めるもので、サッカーで言えば延長でも決まらずPK戦で決めるようなもの。どちらが勝っても負けても悔いが残るもの。
かつては延長18回、あるいは延長再試合など名勝負があったが、今は選手の健康を配慮しての制度変更。やや残念であるが、仕方がないか。
優勝した京都国際高校に対する中傷、誹謗がSN上で行われているという。前身が京都韓国学園で韓国系の民族学校。現在は日本の文科省の認可を得て私立学校となっている。校歌は今も韓国語。甲子園に韓国語の校歌が流れ、中傷の標的に。
校歌が韓国語であれ、日本語であれ、英語であっても騒ぐものではないのでは。それぞれの学校が教育方針のもと、決めればいいもの。周りがあれこれ言うものではないのでは。時代は国際化の時代に。多国籍、他民族、多文化、多言語の時代。共存共栄こそ。スポーツも同様。
多様性の社会へ。もっとも遅れているのが政治の世界では。