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東海第二原発が運転延長20年 

2018年11月10日 | スケッチ
 茨城県東海村にある東海第二原発。
日本の原発の中で最も古い原発。40年が経過して本来なら廃炉になるもの。
それが「安全性は確保された」と原子力規制委員会が承認。
更に20年の運転延長が認められた。
 3・11の大震災で津波に襲われ、あとわずかで全電源喪失の危機に陥った
東海第二原発。もし福島の事故と同様の事故が起きていたら、首都圏は
大変なことになっていた。
 その原発をまた動かそうという。
30キロ圏内の住民96万人の避難計画を立案することが求められ、
埼玉県に水戸市民4万人、そのうち800人を八潮市が受け入れる計画という。
年内には受け入れ協定の締結が予定されているとか。
 非現実的な避難計画。自家用車を持たない避難者のために3000台の
大型バスの確保が必要で、茨城県のバス会社は
「そんな数のバスも運転手も確保できない」と発言。
八潮は東海第二原発から99km。福島の原発からは200km。
重大事故が起きれば八潮市民が避難者になることになりかねない。
 9月市議会で私はこの問題を取り上げ、「最も安全な対策は
運転延長を認めず、再稼働させないことでは」と市長の考えを問うた。
市長は「原発は国策。原子力規制委員会、周辺自治体の判断を待ちたい」との回答。
残念。危険な原発は廃炉にすることこそ市民の安全を守ることでは。

水戸市議会では「東海第二原発の再稼働を認めない意見書」を賛成多数で可決した。
賛成17(日本共産党市議団3人含む) 反対2 棄権7 

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