八十路徒然なるままに

冬枯れのれしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。汀の草に紅葉の散りとどまりて霜いと白うおける朝ーー。徒然草より

扶養家族の申告書

2021年09月29日 15時19分43秒 | Weblog

封書を受け取って、今年もあと三か月かぁと。前年と変わりなしに、印を付けて提出をした。在宅介護中のばあちゃんが、扶養家族になる。介護をしていれば、おむつ代とか、ご苦労分とか、なにがしかの恩恵があるようだが、それは無い。扶養をしていると申告をすれば、ちょっとの額だと思うが、それのほうの恩恵がある。ばあちゃんは、「寅」歳。この「寅」と「虎」の違いは、?。ことわざに、「虎は千里行って、千里帰る」がある。辞典をめくると、「子を思う親の愛情が、きわめて深いことのたとえ」と、読んだ。今、親の世話をしている娘は、疲労困憊気味。トイレの中で、居眠り、食事中でも、居眠り。在宅介護も、14年になれば、子も八十歳にと、老いている。ばあちゃんに、「じっちさんとばっぱさんが、なかなか迎えにこねぇなぁ」と、問いてみた。

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