八十路徒然なるままに

冬枯れのれしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ。汀の草に紅葉の散りとどまりて霜いと白うおける朝ーー。徒然草より

もみじ

2020年11月12日 18時40分53秒 | Weblog

十一月も、半ばに差し掛かってきた。日中は、すっきりと晴れ渡っていた。日がかげると、急に冷たくなる。日暮れも早い。「秋の日は、鶴瓶落とし」とか。「鶴瓶」とは、縄または竿のさきにつけて、井戸水をくみ上げるのに使う桶。今の時代、井戸は、見られない。でも、小生の、猫の額ほどの土地にはある。井戸水をくみ上げて、風呂に使った覚えがある。数年前、井戸の縁が、欠けが多くなって、業者に依頼をして、補強をした。井戸が無ければ、広くなって、多くの活用ができる。無くすことは簡単。でも、生まれ育った兄弟たちの、何かの思い出があると思う。先の大震災の時や、前年の台風で、断水をして、水道が使えないような時の、万が一の時の安心料とも、思っている。画像とは別のことを書いた。先日の七日に、秋を見に車で出かけた。その時に、カシャツとした。楓ーかえでー辞典によれば、イロハモミジが、その紅葉の美しさで代表となっている、とある。紅葉の読みは、「こうよう」「もみじ」。「もみじ」は、楓。日本語は、難しい。生物季節で、イロハモミジの紅葉日の観測は、残っているのかも。


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