1月に撮影した野鳥。
カイツブリ
カワウ
カワウが長時間、岸辺で羽を広げている姿は時々見かける。これは潜水で濡れた羽を乾かすための行動だ。カワウの羽は油分(尾腺油、びせんゆ、水鳥が毛づくろいをするときに尾脂腺から出すオイル)が少なく、カモ類と比べると羽の撥水性が弱いので、このような習性がある。
ヒドリガモ
コガモ
マガモ
いつもの観察ポイントが浚渫中で、マガモは少し下流側で群れていた。
アイガモ
カルガモ
オナガガモ
ハシビロガモ
ハシビロガモをじっくり観察するのは12月上旬以来だった。エクリプス羽から生殖羽に変わり、頭部の緑光沢が強くなった♂生殖羽個体が、目立っていた。
ホシハジロ
キンクロハジロ
アオサギ
オオフサモ(特定外来生物)が繁茂する水路で、アオサギが首を縮めて佇んでいた。アオサギはこちらに気づくと、面倒くさそうにゆっくりと移動し始めた。
ダイサギ
ここは湧水が流れる川。狙っているのはアブラハヤかカワムツだろう。
コサギ
バン
この後、すぐ近くにいたオオバンがノスリに襲われた(ノスリ、水鳥を捕獲するも・・・)。
オオバン
ケリ
浮島ヶ原(沼津市〜富士市の田園地帯)で5羽ほどを見かけた。今の時期、けたたましい鳴き声での威嚇行動は、もちろんなかった。
トビ
ノスリ
チョウゲンボウ
浮島ヶ原ではトビ、ノスリ、チョウゲンボウといった猛禽類に会えた。今の時期、コチョウゲンボウやオオタカもいるそうだ。
キジバト
ドバト
カワセミ
カワセミが池で小魚を捕まえた。獲物はブルーギルだ。何度も魚の向きを変えて咥え直し、食べにくそうだった。
コゲラ
キセキレイ
水を飲むにしては、水の中に頭部を突っ込み過ぎな感じがした。採餌が目的だったのだろうか。
ハクセキレイ
この写真を見て、「ごはんつぶを残すと目がつぶれる」と教えてくれた母親の顔が、目に浮かんだ。
セグロセキレイ
ヒヨドリ
モズ
アカハラ
シロハラ
ツグミ
エナガ
シジュウカラ
シジュウカラが上のエナガから居場所を奪い取った。
エナガは抵抗したが、シジュウカラにかなわなかった。
ヤマガラ
メジロ
この2羽は同時に同じ方向を向いたり、同時に飛び出し同時に同じ場所とまったりと、同期した動きがおもしろくて、撮影しながら笑ってしまった。
アオジ
カワラヒワ
シメ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ガビチョウ
ソウシチョウと同じく、特定外来生物であり、日本の侵略的外来種ワースト100に指定されている。バリエーション豊かな鳴き声は、残念ながら聞かせてもらえなかった。
鳥の鳴き声は聞こえるものの、藪の中にいたり、高い木にとまっていたりで、その姿を確認することができず、山での野鳥観察は難しいと感じた。よく見かける鳥だけでも鳴き声を把握しておくと、野鳥観察がずっと楽しくなるはずだ、と散策しながら何度も思った。