室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

ブルッフ作曲バイオリン協奏曲第1番

2012-11-26 23:04:36 | 日記
ブルッフのバイオリン協奏曲第1番。物語性のあるロマンティックな名曲です。


        
 
        バイオリニストの小笠原伸子さんと彼女の関内サロンでやっている”バイオリン協奏曲シリーズ”で

        明後日の水曜日のお昼に演奏します。


       
        ブルッフは、私は今回が初めてです。

        バイオリン協奏曲として名前はそこそこ有名ですが、はて・・どんなメロディだったかな?

        聴いてみると「ああ、聴いたことあった」という感じ。

        しかし実際にアプローチしてみると、何度でも聴きたい、弾きたい、魅力あふれる曲でした。

        
        
        偶々オーケストラのコンサート用に曲目解説を書く事になっているのですが、偶然は重なるもので、

        ゆうべTVでイギリスの有名な《プロムス》を放送していて、その中で、このブルッフが演奏され

        ました。ビックリです!


        

        それにしても《プロムス》は面白いですね。

        クラシックのコンサートなのに、観客が旗を振り回しノます。


        

        ユニオン・ジャックだけでなく、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、さらには、

        フランスやドイツの国旗も揺れていました。クライマックスでは必ず”威風堂々”が歌われます。


        


        大変な興奮と盛り上がりを見せる観客。自負の歴史を感じました。


        

        6000人も入る巨大なロイヤル・アルバート・ホール。


        
        まあ、そんなホールでも演奏されたブルッフのバイオリン協奏曲第1番。

        11月28日関内サロン・ランチタイム・コンサート。12:00開場、12:15開演です。

        お気軽にいらして下さい。



        

        




箱根ドライブ

2012-11-20 23:10:58 | 日記
快晴の一日。箱根ドライブに行きました。


        

        真っ赤という程の所は多くはないですが、所々赤や黄色、オレンジの濃い紅葉が見られました。

        何と言っても、お日さまニコニコ、ヒトもニコニコ、みんなニコニコ・・です。


        

        ポーラ美術館は、夏に初めて行って気に入り、秋にも行きたいと思っていました。


        

        夏は水が流れていた透明の屋根も、今は水が止められていました。


        今回も先ずはレストラン。

        

        ヘルシー・ハンバーグ。


        

        川鱒丼と鰻の蒸し寿司セット。

        ウィークデイでも、なかなかの人出でした。


        

        常設展は、夏に見たのと全く同じ。先代社長の社長室を飾ったコレクション。

        特別展は、モネ、ピカソ、ルノアールなどの名画が展示されていました。

        


        
        

        静かで広々として、建物そのものが作品のようです。


        芦ノ湖の夕焼け。

        

        

        それから、酉の市をやっている横浜の金刀比羅大鷲神社へ、東名を通って行きました。


        

        賑わう横浜橋商店街。


        

        


        金刀比羅大鷲神社。お参りするまで40分は並びました。昼間の暖気が残っていて楽でした。



        全行程175Km。途中、カーナビに逆らって、4回位方向転換したり、回り道したり、

        東名高速で渋滞に遭いましたが、海老名サービス・エリアにも寄ったり、酉の市の熊手も買い、

        何と言っても、気持ちの良いドライブ日和でした。


       
        家族への点数かせぎにもなったかな・・。
        
        




        



三金会at鳥居坂 in Nov.

2012-11-18 09:49:44 | 日記
野田首相がデスパレート解散をした、正にその日、国際経済学者の黒澤清一先生を囲む『三金会』がありました。
先ずは、美味しい豪華ランチ。


        

        アンコウの肝?ポン酢漬け。感動!


        

        山芋餅と味噌風味の酒糟汁。感動!


        

        鮪と勘八のお造り。心地よい歯応え。


        

        蟹甲羅のココット。


        

        揚げ豆腐に餡かけ。毎日でも飽きません。


        

        そぼろ肉味噌かけ里芋。酒の肴系ですね。


        

        ご飯と赤だし。

        

        デザート。


        お食事中の話題ももっぱら国会の解散、総選挙について。

        こんな年末のドサクサの時期に、それぞれのパーティの内容を見極める時間も与えられずに、

        無責任なマスコミに踊らされて選挙して、ニッポンどうなるだ?


        


        

        食後はサロンに移動して意見交換。

        「野田首相は、今回の党首討論での解散宣言でカブ挙げたね」

        「いや~、野田はダメだよ。遅すぎるよー。」など、様々な意見。

   
        


        「民主党はグチャグチャだし、自民党に戻したくはないし、石原=橋下の右翼はイヤだし、
        黒澤先生、いったい、何処に入れたらいいんでしょう?」
        
        「争点で考えればよろしいでしょう。原発、増税、TPP・・」

        「原発→反対、増税→反対、TPP→反対。そうすると共産党ですね。名前変えたらいいのにね」

        「そういう事ですね。中国共産党とは全く別のものである、とハッキリ言うべきですね。」


        
        中国との尖閣諸島の問題は「オトナの態度が必要でしたねー。胡錦濤さんが『国有化やらないで』

        と言っているのに二日後に国有化すると言ったんですから。相手が嫌がる事は棚上げにすれば良い

        のに、オトナがいないんですね。オトナなのは小沢一郎だけです。習近平に天皇陛下を会わせた

        でしょう?将来を見越してやったのに、宮内庁は文句言ったんですね。」



        


        今回の黒澤先生のテーマは、雑誌『エコノミスト』の記事《景気大失速》と『東洋経済』の

        《財政の崖》の解説でした。

   中国発の景気失速が世界中に波及してきつつある現在、日本が乗り切って行くためには

   「もっと女性を活用するべきだ。日本は女性を活用していない」とIMFのラガルド専務理事が言っている。

   
      再選を果たしたオバマが直面する”財政の崖”。日本には更に”景気の崖”がある。

      欧米の賃金は上昇しているのに対して、日本だけ賃金が下落している。

      日本がデフレから脱却するには、人員削減と賃金削減などのリストラで凌ごうとする対策から、

      事業転換・雇用構造転換をして、人材育成・女性採用などの対策に変換すべきである。



        う~ん、音楽家には難しい経済学だけれど、音楽家と言えども社会の中で生きているので、

        無関心ではいられない。景気が良くないと、音楽家も日干しになるのだ。

        でも事業転換して農業をやれと言われても・・なー。



        ホントにそんな日が来たら、どうしよ~








お手本歌CD

2012-11-17 22:30:00 | 日記
卒園式で一人一人のオリジナソングを歌ってお祝いする保育園《鳩の森愛の詩保育園》で、お子さんたち、先生たち、お父さんお母さんたちが、覚えて歌う為の練習用、お手本の歌を、永らくMDで録音してそれをCDにして頂いて来ましたが、とうとう自力でCDに焼くところまでやる事になり、機材を調達しました。


        

        コンデンサーマイク、ブームスタンド、マイクを差し込むショックマウント、ポップガード。


        

        右側のオーディオインターフェイスにマイクを繋ぎ、USBケーブルでパソコンに繋ぎます。


        

        ミキシングは、オーディオインターフェイスに付いて来たソフトを使ってパソコン内で。


        ・・・な~んて、言うのは簡単なんですが、

        出来上がるまでは、そりゃ~大変でした。


      *オーディオインターフェイスに取説が付いて来なくて、マイクのスイッチのランプが付けられない、
       (正解は、ボタンを強く押す・・でした)

      *ソフトCubase の取説を買ったのに、分厚くて見る気がしなくて、録音が聴けない、
       (正解は、小さいスピーカーマークのスイッチを切る・・でした)

      *メーカーのヤマハサポートは、ここまでは電話で教えてくれたけど、二回目に電話したら

       「ソフトはオマケなので、差別化を図るため、これ以上は教えられません」と言われ、

      *肝心なミキシング、部分コピーをするパンチイン、音量変更、音質変更、

      更に、MAC内のiTune でCDに焼く作業までを、これら機材を推奨した友人の往診で覚えました。


        やっと出来たのが、これです。

        


        音は割れがちだし、ピアノ伴奏との音量バランスをいちいちパート別にやらないといけないし、

        なかなかチョチョイとは、行きまへんな・・。


        まあ、一曲一曲、できるだけ丁寧にやりましょう。









第230回東京道産酒の会

2012-11-16 22:13:47 | 日記
11月14日は第230回《東京道産酒の会》でした。9月、10月は改装中の為、余所で開催されましたが、三越本店特別食堂に帰ってきました。


        

 
        お囃子を担当させて頂いています私は、クラビノーバを積んでプリ号で出動。


        

        日比谷の銀杏がすっかり色づいていました。

  
        

        三階建てに復元された東京駅を見たくて、いつもと違うルートで日本橋へ。


        


        代表世話人で司会進行の堀田さん。「温暖化で北海道のお米、益々美味しくなり売れています」

        


        豪快な笑顔の池田さん。

        


        力強い「ヤー!」で乾杯。

        


        


        



        功労賞(八の倍数の参加された)受賞の皆さん。

        


        年末に当たり、会場、スタッフの皆さんに記念品贈呈。

        

    
        


        


        


        戸田さんのスピーチ。

        

        日本で教育者として長年活躍されたお知り合いのアイルランド人の方の

        百歳のお祝いをしにアイルランドへいらしたら大統領も参加の盛大なお祝いだったそうです。

        
        
        坂本さんのスピーチ。

        

        教育委員会の委員におなりになって、役所組織の中の矛盾とジレンマに直面して奮闘中のお話を

        快活に、分かりやすく、エネルギッシュにされました。


   
        古屋さんからは、退職後の家庭生活で努力なさっているお話。

        


  
        BS11の上田さんは、「北海道の宣伝になる番組作っています。」

        

        「最近の映画『北のカナリヤ』の吉永小百合の演技に泣きました」とのお話。



        日置さんは、知的障害者を採用する会社を作って社会貢献の活動をしていらっしゃるそうです。

        

        「休めと言わないと休まないくらい、真面目に頑張って働いてくれます。純粋さに打たれます」



        今回から、厨房が変わりましたが、北海道産の食材による肴の数々、どれも美味しかったです。

        

        甘海老粕漬け。菊花お浸しととんぶり。鰊つけ焼き。


        

        勘八。しま海老。

   
        

        鮭親子焼き。


        

        鰻羽二重蒸し。


        

        帆立貝と里芋、茄子の胡麻あんかけ。


        

        北海道産そば。


        誕生月のお祝い。11月生まれの私も祝って下さいました。

        


        12月生まれの谷口さん、池田さんと記念撮影。

        




        さて最後は、お待ちかねの利き酒ゲームです。

        

        各テーブルからお二方ずつ代表で参加し、優勝者のテーブル全員にプレゼントがあります。

      
        

        段々人数が減っていきます。

        


        
        簡単には決まりません。
      
        


        


        決着が付きました。


        

        優勝者は慶田さんです。おめでとうございます。


        遅れてもいらした内科医の三石先生のスピーチ。

        

        「どうぞ、お医者さん、看護士さん、スタッフをねぎらってあげて下さい。

        もっと向上します」

        
        恒例のミュージック・タイムは、皆さんに『冬の夜』を歌って頂き、演奏は、今年生誕150年の

        ドビュッシーの『ゴリウォークのケークウォークを聴いて頂きました。

        ワグナーの『トリスタンとイゾルデ』が一部挿入されている話に興味を持って頂けました。


        
        関白殿下位の表彰式です。

        

  
        ハッピーな慶田さんのスピーチ。

        


        


        そして関東一本締めでお開きです。

        


 
        今年最後の《道産酒の会》は、伝統と歴史の重みを感じる会となりました。

        次回は来年の二月です。会員の皆さま、少し早いですが、どうぞよいお年をお迎えください。

        また、元気にお会いしましょう!