擦弦楽器(弓で弾く楽器)に興味のある私がある日見つけ、すぐ後にアフリカ音楽の友人から借りられることになりました。
運命か?とちょっと思って借りてひいてみるとこれが結構おもしろい。
ちなみに私の借りているソクーはこの動画のズマナ テレタさんがその友人のために作ってくれたものだそうです。
今まで複数の楽器に手を伸ばすことは控えていたのですが、最近はドッと練習する楽器が増えてしまいました。
正確じゃないかもしれませんが今のところ私の聞きかじりでは、
ソクー(sokou)はマリ共和国あたりのフラニ 族の5音音階をひく楽器です。
瓢箪の胴にヤギの皮がはってあり、木の棒を一本差して一本弦を紐で縛って駒を立てだけの単純な楽器です。
弓だけじゃなく弦も馬の尻尾の毛を束ねたものでできているんですね。
擦弦楽器の弦は動物の腸、絹糸、金属、ナイロンがよくありますが、馬の毛を束ねた弦をひくのは初めてです。馬頭琴(モリンホール)と同じですね。
毛のキューティクルが適当な引っ掛かりになって音が出やすいわけです。音色は乾いた太めの音がします。
アフリカ〜ンな音ですね。