ある日の夕暮れ時
カラスもスズメもお家へ帰ろう。 スズメもカラスも、どんな塒なんだろ。
♪ 可愛いい七つの、子があるからよ~♪ 山に向かって一斉に飛び立ちました。 ~
カラスの塒(ねぐら)に関する全国アンケート調査の結果(383個所の回答)によると、塒の規模は、数羽単位のものから数万羽のものまであって、中でも数百羽~数1,000羽のものが全体の71%・数100羽のものが45%と、もっとも多く記録されたたと言う。 塒(ねぐら)の約6割は雑木林に作られており、アカマツ林などの雑木林以外の森林を含めると,87%のカラス類のねぐらが森林につくられていた。 また、人と距離をある程度保つことのできる「森林」が必要であると考えられる。~(出典:自然環境保全基礎調査検討会報告書より抜粋)
七つの子 作詞者:野口雨情 作曲者:本居長世
♪からす なぜ啼くの からすは山に 可愛い七つの子があるからよ 可愛い 可愛いと からすは啼くの 可愛い 可愛いと 啼くんだよ 山の古巣に いってみてごらん 丸い眼をした いい子だよ♪
結論・・・カラス(親鳥)は、山(お家)で待ってる 『可愛い七つの子』のもとに帰って行くのである。
(夕暮れ時のスズメ)
雀の塒(ねぐら)
夏から秋にかけて、街路樹などに数十から数百羽が集まって塒(ねぐら)を形成する。 その年生まれの若鳥が多いとされるが、若い個体だけでなく成鳥もまざっている。 集まることで、体温の維持、翌日の餌場の探しやすさ、睡眠時の安全性の向上などの効果があると考えられている。 一方で、群れのねぐらに入らず個々の場所に定住する個体は成鳥が多いとされる。 人間に一番近い※野鳥なのに、まだまだ未解明の部分が多いらしい。
※ 究極の結論 カラスもスズメも人間も、夜には塒に帰って寝なくては、生きては行けません。
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