ものつくり日記

テラコッタ彫刻とインテリア小物を中心に制作しています。
親子で楽しめる粘土教室をおこなっています。

やちむんの里へ行って来ました!

2013年05月08日 | お出かけ
金城須美子(金城次郎さんの娘さん)さんの工房↑
一番行ってみたい~と思っていた”やちむんの里”へ行きました。
http://www.okinawastory.jp/special/tokusyu_0901/0600006852.html人間国宝”金城次郎さん”のお弟子さんの工房が
密集しています。

金城次郎さんと言えば魚の模様で有名ですが
コチラはお孫さんの作、(須美子さんの息子さん)伝統技を駆使しながらも
現代の感覚で表現された迫力のあるカニやえび、蛸!

金城敏夫さんの工房 どこも赤レンガで作られています。

シーサーも工房によって表情が違います。
全てを陶器で作るようになったのは明治ぐらいになってから
シーサーの始まりは、屋根瓦に漆喰で盛り上げて作ったものだそうです。

どこの工房にも入り口にはシーサーがいます。

みんな顔が違うんですよ。
一つ欲しいなと思っていましたが手作りはやはり高くて・・
お土産用の量産品はお手ごろ価格で沢山あります。

今も現役の登り窯。すごーい!

実際に作っているところも見学できます。

青空での制作。いいな~
でも台風の時は大変そう。
私も沖縄に住んでいたら”シーサー職人”なんて
人生も有ったのかな?
妙に親しみを感じます。


喫茶店でお昼休憩。

おなじみ沖縄そばです。
もちろん食器はやちむんの里のもの

ぜんざいも注文しました。
沖縄ではカキ氷が入った冷たいぜんざいが一般的
金時豆を甘く煮たものに黒砂糖のシロップがかかっています。
家でもこんなお皿で食べてみたいな。

もう一箇所のやちむんの名所
”やちむん道り”へ
ここは奇跡的に戦争の被害を逃れ
大きな窯が実在しています。
狭い路地をぐるぐる回りながら散策するのも楽しい!
自分でシーサーや食器を作れる所もありますよ。

ギャラリーとカフェが併設されていたり
伝統的なものばかりではなく
スタイリッシュな若い方の作品が可愛く展示されていたりします。
ゴールデンウィークなのに結構空いていたのが残念。
私は泊めていただいた所から歩いて行ける場所だったので
二回も行ってしまいました!!
国際通りや公設市場から歩いてすぐです。
是非沖縄の手作りのものをお買い求めくださいね。

今回の収穫・・・。
丼と金城須美子さんのマカイ(茶碗)
沖縄らしい魚の食器が一つ欲しいなと思い
中でも特にお顔が可愛く優しい須美子さんのものにしました。
小さなお猪口は泡盛の古酒(アルコール度が凄い高い)を飲む用です。
魚とゴーヤの箸おき、これらは作陶教室の生徒さんのお土産用です。

丼や茶碗は重ねて沢山焼くため
中には釉薬がかかっていない部分があります。
一枚焼きはちょっと高めです。
お手入れが大変そうですが
これがあったほうが沖縄らしいかなと思ってコチラにしました。

水野さんの作風に似てるんじゃない?と言われました。
去年もゴールデンウィークは伊賀に行って食器を買っていたっけ。
この食器で沖縄で買ったもずくやミミガーを食べてみようっと!
しばらくは沖縄が楽しめます。
特に夏が楽しみ~!

長い休みが終わり、帰ったら仕事です。
本焼きが焼きあがって来たらお届けにもいかなきゃ~
ネット販売にも手をつけたいし
新しい粘土制作にも取り掛かりたいし・・・

忙しくなりそうです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (いくみ)
2013-05-16 00:05:34
琉球王国は昔は工芸品を輸出して、金の代わりに使っていた芸術大国なんです!!今でも沖縄は日本の中でも台湾や中国の文化が混ざっていて、更にアメリカの文化も共存しているチャンプル~なところです。芸術品に出会いながら沖縄の歴史について追ってみるのもいいですね!
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Unknown (Unknown)
2013-05-12 11:34:26
沖縄にこんな処があるなんて知りませんでした。観光名所ばかりに行っていたのでこういう場所を教えてもらえてよかったです。
すごくきれいなお皿です。沖縄の色遣いは鮮やかですね。見てると欲しくなります。
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